WTA(女子テニス協会)ツアーのひとつ、「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022(WTA500/サーフェス=ハード)」が、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート(いずれも東京都江東区)にて開催され、大会最終日となる9月25日には、シングルスとダブルスの決勝が行われた。
■シングルス決勝
シングルス決勝のステージへと勝ち進んだのは、ジャン・チンウェン(中華人民共和国)とリュドミラ・サムソノワの2人。両者一歩も引かない粘りのプレーを見せるが、最終的にセットカウント2-0(7-5、7-5)でサムソノワがストレートでチンウェンを破り、大会初優勝を飾った。
■ダブルス決勝
つづいて行われたダブルスの決勝では、ニコール・メリカ・マルチネス(アメリカ合衆国)/エレン・ペレス(オーストラリア)と、ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)の2組が対戦した。セットカウント2-0(6-4、6-4)のストレート勝ちでダブロウスキー/オルモスのペアが優勝している。
「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022」は、前回の2019年以来3年ぶりの開催となり、Tokyo2020のテニス競技の会場となった有明テニスの森公園を舞台にして行われた。
前回シングルス優勝の大坂なおみは、腹痛により今大会2回戦で棄権している。また、ダブルスで出場した奈良くるみが、本大会を最後に競技から引退することを発表している。