【テニス】全米OP第13日:イガ・シフィオンテク、オンス・ジャバーを下して初優勝…上地結衣ペアは準優勝

アメリカ合衆国ニューヨーク州で開催されているテニス四大大会・全米オープンは9月10日、大会13日目を迎えた。女子シングルスでは、イガ・シフィオンテク(ポーランド)がオンス・ジャバー(チュニジア)を下して優勝。車いすの部では、女子ダブルスの上地結衣ペアが準優勝となった。

1 執筆者 渡辺文重
Iga Swiatek-Ons Jabeur
(Getty Images)

現地時間8月29日、アメリカ合衆国ニューヨーク州のUSTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕した2022年最後のテニス四大大会(グランドスラム=GS)、全米オープン(U.S.Open)は9月10日、大会13日目を迎えた。

■イガ・シフィオンテクが全米OP初制覇

センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムでは、WTA(女子テニス協会)世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と同5位のオンス・ジャバー(チュニジア)による女子シングルス決勝が行われた。
ともに全米OP初のファイナル進出。先に主導権を握ったのはシフィオンテクだった。第1セット第2ゲームでブレークに成功する。第5ゲームをブレークされるも、第6ゲームでブレークバック。第8ゲームもブレークして6-2で第1セットを獲得する。
第2セットは、ともに2ゲームずつブレークを奪い、タイブレークへともつれ込む。シフィオンテクは終盤、ジャバーのミスを見逃さずにポイントを重ねる。タイブレークを制したシフィオンテクが、セットカウント2-0でチャンピオンに輝いた。

混合ダブルス決勝は、オーストラリアのストーム・サンダース/ジョン・ピアース組が、キルステン・フリプケンス(ベルギー)/エドゥアール・ロジェ=バセラン(フランス)組を破って優勝した。

■上地結衣ペアは準優勝

車いすの女子ダブルス決勝では、上地結衣(三井住友銀行)/クオゾァード・モンジェーエーヌ(南アフリカ)組がオランダのディーデ・デフロート/アニク・ファンコート組と対戦。ストレート負けを喫した。男子ダブルス決勝では、マルティン・デラプエンテ(スペイン)/ニコラ・ペイフェール(フランス)組がアルフィー・ヒューエット/ゴードン・リード組(イギリス)を下して優勝。クアッドダブルスは、サム・シュローダー/ニールス・フィンク組(オランダ)が制している。

公式サイト:Official Site of the 2022 US Open Tennis Championships

■全米OPの試合日程・放送予定

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