【テニス】全米OP第10日:イガ・シフィオンテクとアリーナ・サバレンカが準決勝進出

アメリカ合衆国ニューヨーク州開催のテニス四大大会・全米OPは現地時間9月7日に10日目を迎えた。イガ・シフィオンテク(ポーランド)とアリーナ・サバレンカが女子シングルス準々決勝で勝利。車いすの部では、上地結衣(三井住友銀行)、大谷桃子(かんぽ生命保険)らが8強に進出した。

1 執筆者 渡辺文重
Iga Swiatek
(Getty Images)

2022年最後のテニス四大大会(グランドスラム=GS)、全米オープン(U.S.Open)が現地時間8月29日、アメリカ合衆国ニューヨーク州のUSTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕。大会10日目の9月7日は女子シングルス準々決勝などが行われた。

■イガ・シフィオンテク、アリーナ・サバレンカが4強

WTA(女子テニス協会)世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、同8位のジェシカ・ペグラ(米国)と対戦。第1セットは第6ゲームのブレークバックから4ゲームを連取して6-3とする。第2セットは第4ゲームまで互いがブレークする展開。第5、第6ゲームは互いにキープするも、第7から12ゲームまで互いにブレーク。大荒れの第2セットはタイブレーク決着となり、最後はシフィオンテクが勝利を収めた。
同6位のアリーナ・サバレンカは同22位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)にストレート勝ち。2年連続2度目のベスト4入りを果たした。8日に行われる準決勝では、サバレンカとシフィオンテク、オンス・ジャバー(同5位/チュニジア)とキャロリン・ガルシア(同17位/フランス)が対戦。どの選手が勝ち上がっても、初の全米OPファイナル進出となる。

■上地結衣らが準々決勝に進出

全米OPは10日目から車いすの部もスタート。女子シングルスは1回戦(ラウンド16)が行われた。田中愛美(ブリヂストンスポーツアリーナ)は船水梓緒里(三菱商事)に勝利。そのほか日本勢は、上地結衣(三井住友銀行)、大谷桃子(かんぽ生命保険)が準々決勝に進出している。高室冴綺(スタートライン)はクオゾァード・モンジェーエーヌ(南アフリカ)に黒星を喫した。

公式サイト:Official Site of the 2022 US Open Tennis Championships

■全米OPの試合日程・放送予定

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