【テニス】全米OP第9日:オンス・ジャバー、キャロリン・ガルシアが準決勝進出

アメリカ合衆国ニューヨーク州で行われているグランドスラム(テニス四大大会)の全米オープンは大会9日目となる現地時間9月6日、シングルスおよびダブルスの準々決勝を実施。女子シングルスでは、オンス・ジャバー(チュニジア)とキャロリン・ガルシア(フランス)が4強に進出している。

1 執筆者 渡辺文重
Ons Jabeur
(Getty Images)

2022年最後のテニス四大大会(グランドスラム=GS)、全米オープン(U.S.Open)が現地時間8月29日、アメリカ合衆国ニューヨーク州のUSTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕。大会9日目の9月6日はシングルスおよびダブルスの準々決勝が行われた。

■オンス・ジャバー、キャロリン・ガルシアが勝利

WTA(女子テニス協会)世界ランキング5位のオンス・ジャバー(チュニジア)は、3回戦でセリーナ・ウイリアムズ(米国)を下したアイラ・トムリャノビッチ(同46位/オーストラリア)と対戦。互いに1ブレークずつを奪って迎えた第1セット第7ゲーム、ジャバーがブレークバックに成功し、このセットを6-4で取る。第2セットは互いに3つのブレークを奪い合う展開となり、タイブレークへともつれ込む。タイブレークも接戦となるが、最後はジャバーが突き放して連取。ジャバーが4強一番乗りを果たした。

全米OPの前哨戦、WTA1000のウエスタン・アンド・サザン・オープン(Western & Southern Open)を制して勢いに乗るキャロリン・ガルシア(同17位/フランス)は、GS・全仏OP(Roland-Garros)準優勝の18歳、コリ・ガウフ(同12位/米国)と対戦。ガルシアは第1セット、第5ゲームでブレークバックを許すまで4ゲーム連取して6-3で先取する。第2セットは第1ゲームでブレークすると、その後は安定した試合運びを見せて6-4。8日の準決勝でジャバーと対戦する。

公式サイト:Official Site of the 2022 US Open Tennis Championships

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