西岡良仁が準決勝で負傷棄権…全豪OP前哨戦、ジョコビッチとコルダが決勝進出

テニス四大大会(グランドスラム)の1つ「全豪オープン」(1月16日開幕)。その前哨戦としてオーストラリア南オーストラリア州では、アデレード国際1が開催されている。男子シングルスでは、西岡良仁(ミキハウス)が快進撃。しかし7日に行われた準決勝では、負傷棄権を余儀なくされた。

1 執筆者 渡辺文重
NISHIOKA Yoshihito
(Getty Images)

オーストラリア南オーストラリア州で行われている男女のテニスツアー・アデレード国際1(Adelaide International 1)は1月7日、大会8日目を迎えた。ここでは男子の結果を紹介する。

ATP Tour公式:Adelaide International 1

男子のグレードはATP250ながら、16日に開幕するグランドスラム(四大大会)全豪オープンの前哨戦という位置づけのため、ATPランキング上位選手も出場。7日に行われたシングルス準決勝には、同5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同7位のダニル・メドベージェフ、同33位のセバスチャン・コルダ(アメリカ合衆国)、そして同36位の西岡良仁(ミキハウス)が進んだ。

1回戦で、同11位のホルガ・ルーネ(デンマーク)を破るなど、ここまで快進撃を続けてきた西岡は、決勝進出を懸けてコルダと対戦する。第1セットは互いにブレークを許さず、タイブレークにもつれ込む。このタイブレークを制したのはコルダだった。するとコルダは第2セット第1ゲームもブレークに成功。この後、西岡はメディカルタイムアウトを取るも回復せず、棄権となった。

準決勝もう1試合は、ジョコビッチがストレート勝ちを収めた。ダブルスも準決勝が行われ、ハリ・ヘリエバーラ(フィンランド)/ロイド・グラスプール(イギリス)組と、マイケル・ビーナス(ニュージーランド)/ジェイミー・マリー (イギリス)組が決勝に進出。決勝はシングルス、ダブルスとも8日に行われる。

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