2021年より新しく始まったITTF(国際卓球連盟)国際大会シリーズのWTT(World Table Tennis/ワールドテーブルテニス)コンテンダーが、現地時間6月14日にペルーの首都・リマで開幕し、日本から8名(男子5、女子3)の選手が出場している。大会1日目には、男子シングルスとダブルスの予選トーナメント1回戦が行われ、日本人が出場した試合全てで快勝し、2回戦進出を果たした。
男子シングルス予選トーナメント1回戦に出場したのは、鈴木颯(愛工大名電高校)、吉山僚一(愛工大名電高校)、英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)の3選手。鈴木は、大会ホスト国であるペルーの選手、Adrian RUBINOSと対戦し、3-0でストレート勝利を収めた。また、プエルトリコのAngel NARANJOと対戦した吉山も、3-0のストレート勝ちとなり、鈴木同様に2回戦進出を決めた。さらに、スロバキアのLubomir PISTEJと対戦した英田は、最初の2ゲームを制して王手をかけるも、続く第3ゲームで相手に得点を許してしまう。しかし、第4ゲームを11−2で快勝し、3−1で初戦突破を果たした。
このほか、鈴木と吉山がペアを組む男子ダブルス予選トーナメントでは、対戦相手となるフランスのペア(Can AKKUZU/Irvin BERTRAND Irvin)が棄権したため、不戦勝となり2回戦へ駒を進めた。
大会2日目となる6月15日には、以下の通り日本人選手の対戦が予定されている。決勝トーナメント進出をかけた、日本人同士の対決には注目だ。
- 男子シングルス予選T 2回戦 : 英田理志 vs 吉山僚一(10:30)
- 男子シングルス予選T 2回戦 : 鈴木颯(11:00)
- 男子ダブルス予選T 2回戦 : 鈴木颯/吉山僚一(15:30)
※かっこ内は、現地時間の競技開始時刻(日本との時差は、+14時間)
また、16日からは男女シングルスの決勝トーナメントが始まり、世界ランキングで上位に立つ以下の日本人選手5名(男子2名、女子3名)が登場する予定だ。大会は19日まで続く。
男子
- 丹羽 孝希(スヴェンソンホールディングス/68位)
- 森薗 政崇(BOBSON/82位)
女****子
- 笹尾 明日香(日本生命/75位)
- 森 さくら(日本生命/90位)
- 長﨑 美柚(木下グループ/99位)
※かっこ内は「所属/ITTFシングルス世界ランキング(2022年第23週発表)」