北京2022冬季オリンピックの大会14日目となる2月18日、スピードスケート男子1000mが国家速滑館で行われ、日本勢は、500mで銅メダルを獲得した**森重航が16位、小島良太が20位、新濱立也**が21位となった。
レース後のインタビューで日本男子のエース新濱は、「体のコンディションも、スケーティングのコンディションも悪くなかった」としたが、「何か噛み合わない部分があって、自分らしい滑りじゃなかったというのが率直な感想です」とレースを振り返った。
この数年、日本スピードスケート男子を牽引してきた新濱。今シーズンのワールドカップスタンディング(個人ランキング)の男子500mでは3位に位置しているが、12日に行われた500mのレース序盤でバランスを崩して20位。1000mでは21位の成績で北京大会を終え、「ここで力を発揮出る選手は、速いというよりも色んな意味で強い選手なんだということを改めて実感させられました」と、冷静に受け止めた。
また、500mで銅メダルを獲得した21歳の森重は、「600mまでは自分の滑りができたが、最後の1周の課題としていたところがうまくいかなかった」とした一方、500mでの銅メダルにより「自信がついた楽しい大会となりました」と前を向いた。