北京2022冬季オリンピックの大会14日目となる2月18日、スピードスケート男子1000mが国家速滑館で行われ、オランダのトマス・クロルが優勝した。日本勢は、500mで銅メダルを獲得した森重航が16位、小島良太が20位、新濱立也が21位となった。メダリストは以下の通り。
金メダル:トマス・クロル(オランダ) 1分07秒92
銀メダル:ローラン・デュブルイユ(カナダ)1分08秒32
銅メダル:ホーバル・ロレンセン(ノルウェー)1分08秒48
今シーズンのワールドカップスタンディング(個人ランキング)で首位に立っていたクロルが優勝。1994年のリレハンメル大会以降、同種目の金メダルを獲得しているのはオランダかアメリカ合衆国の選手で、今回もオランダ選手が栄光を掴んだ。
世界選手権の500mで2位、1000mで3位のデュブルイユが銀メダルを獲得した。
金メダル候補の一角とされた**カイ・フェルバイ**(オランダ)が最終組で滑走したが、レース最終周で突然スピードを落として最下位となった。