FIFA(国際サッカー連盟)が主催する「FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022」が、コスタリカの首都・サンホセにおいて、現地時間8月10日に開幕する。20歳以下の女子サッカー選手だけのワールドカップに、U-20日本女子代表が大会2連覇へ挑戦する。ここでは、本大会の放送予定と見どころを紹介しよう。
■日程・放送予定
※日本時間で紹介(開催地との時差は、−15時間)
グループステージ
第1節 8月12日 05:00 KO 日本 vs. オランダ
- BS/CS:J SPORTS 2(生中継)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(ライブ配信)
第2節 8月15日 02:00 KO 日本 vs. ガーナ
- BS/CS:J SPORTS 2(生中継)、BSフジ(生中継)
- ネット:J SPORTS オンデマンド(ライブ配信)
第3節 8月18日 08:00 KO アメリカ vs. 日本
- ネット:J SPORTS オンデマンド(ライブ配信)
※2022年8月9日時点の情報(変更になる場合がある)
■見どころ
偶数年の2年毎に開催される「FIFA U-20女子ワールドカップ」は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響により、2020年は開催中止となり、当初(2020年)のホスト国であるコスタリカにおいて、4年ぶりに開催されることとなった。前回大会は、2018年にフランスで開催されており、決勝で日本がスペインを破って、大会初優勝を飾っている。
あれから4年。U-20日本女子代表の池田太監督を中心に、21名の招集メンバーが発表(7月12日付)され、国内強化合宿と現地での最終調整を経て、いよいよ2連覇をかけた挑戦が始まる。
今大会には、合計16のチームが参加。各グループ4チームずつの、4のグループ(A/B/C/D)に分ける組み合わせ抽選会の結果、日本はオランダ、ガーナ、アメリカとともにグループDに属することとなった。大会は、まず予選となるグループステージにおいて、ラウンドロビン方式(総当たり戦)で同じグループ内のチームと対戦する。グループステージでの3試合の結果に基づき、各グループ上位2チーム、合計8チームが8月20日から始まる決勝トーナメントのノックアウトステージへ進出することができる。
7月29日に日本を出国した将来有望な女子プレーヤーたちは、南米大陸までの移動の疲労や時差の影響よる体調管理なども、若さとそのパワーでしっかりとリカバリーできているようだ。
「移動で2日間かかり、時差対策なども含めてコンディション調整から入りました。選手も順調に整えられていますし、戦術的なところも予定通りに準備を進め、積み上げられています」
「やっと世界大会ができるというモチベーションは前回大会の2018年の様子と共通していると思います。アンダーカテゴリーですが、ワールドカップを楽しみに、選手たちはワクワクしています」
- 池田太監督、日本サッカー協会より
2連覇をかけた世界への挑戦。若き女子選手たちの活躍を祈って、日本からありったけのエールを届けよう。
■招集メンバー
GK
- 1 福田 史織(三菱重工浦和レッズレディース)
- 18 大場 朱羽(イーストテネシー州立大)
- 21 野田 にな(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
DF
- 2 西野 朱音(マイナビ仙台レディース)
- 3 長江 伊吹(AC長野パルセイロ・レディース)
- 12 田畑 晴菜(セレッソ大阪堺レディース)
- 7 杉澤 海星(大宮アルディージャVENTUS)
- 4 石川 璃音(三菱重工浦和レッズレディース
- 5 林 愛花(JFAアカデミー福島)
- 16 小山 史乃観(セレッソ大阪堺レディース)
MF
- 20 渡部 麗(日体大SMG横浜)
- 19 吉田 莉胡(ちふれASエルフェン埼玉)
- 8 岩﨑 心南(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
- 15 天野 紗(INAC神戸レオネッサ)
- 14 松窪 真心(JFAアカデミー福島)
- 6 大山 愛笑(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
FW
- 13 島田 芽依(三菱重工浦和レッズレディース)
- 9 山本 柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
- 10 藤野 あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
- 17 土方 麻椰(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
- 11 浜野 まいか(INAC神戸レオネッサ)