SAMURAI BLUE、チュニジアを2-0で破り A代表マッチ破竹の6連勝!キリンチャレンジカップ2023

サッカー男子日本代表・SAMURAI BLUEは10月17日、ノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表と対戦した。FIFAワールドカップ2026アジア2次予選前ラストマッチとなる今試合で、古橋亨梧と伊東純也がそれぞれゴールを決め、2−0でチュニジアを破りA代表では破竹の6連勝を飾った。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Kyogo Furuhashi of Japan controls the ball during the international friendly match between Japan and Tunisia at Noevir Stadium Kobe on October 17, 2023 in Kobe, Hyogo, Japan.
(Kenta Harada/Getty Images)

サッカー男子日本代表・SAMURAI BLUEは10月17日、ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)にて開催された「キリンチャレンジカップ2023」でチュニジア代表と対戦した。

FIFA(国際サッカー連盟)世界ランキング19位に立つ日本からすれば、同ランキング29位のチュニジアは2桁の差で下位につく相手。これまでの通算成績でも、チュニジアを相手に4勝1敗をあげている日本であるが、2022年6月に行われた直近の直接対決で、初めてチュニジアに勝星を奪われており、その雪辱を果たすためにも侮れない対戦カードであった。

チュニジア戦の日本のスターティングメンバーは、以下の通り。

GK

  • 鈴木彩艶

DF

  • 板倉滉
  • 中山雄太
  • 冨安健洋
  • 菅原由勢

MF/FW

  • 遠藤航
  • 伊東純也
  • 古橋亨梧
  • 守田英正
  • 旗手怜央
  • 久保建英
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前半は、ボール保持率がほぼ互角となる展開で、日本はFKのチャンスを得るも相手GKに阻まれてしまい、得点にはつながらない。スコアレスのままハーフタイムを迎えるかと思われた43分、ついにその均衡が破れる。中盤で守田から久保へ縦にパスを繋げると、さらに敵陣の深い場所にいた旗手にボールが回る。セルティックで活躍する旗手は、ペナルティエリア前にいた同じチーム所属の古橋を見逃さずにスルーパスを送ると、そのまま古橋がゴールへ流し込んで日本の先制点をあげた。

1点リードで前半を終えた日本は、後半開始より先制ゴールを決めた古橋に代わって上田綺世を投入する。日本はふたたび試合の主導権を握って相手ゴールに何度も迫るも、追加点にはつながらない。63分には、チュニジアが3選手を交代させ、その直後の64分には、中山と旗手から町田浩樹と浅野拓磨が途中出場し、両チームともに試合の流れを変えようと試みる。そして69分、左サイドでボールを受けた久保がスペースのできた中央にクロスを送ると、伊東がそれに合わせてネットを揺らし、日本が追加点を決めた。

2点リードの日本は、72分に伊東と板倉に代わって、南野拓実と谷口彰悟を投入する。さらに、82分には久保から橋岡大樹を交代させ、さらなる追加点を狙う。しかし、試合終了間際には、チュニジアが日本のゴールに押し込んでくる粘りを見せ、日本にとっては我慢の時間が続く。ゴール枠に救われながら、フルタイムを知らせる笛まで日本はクリーンシートを守り抜き、最終的に2−0でチュニジアから白星を奪い返すことに成功した。また、この結果により、SAMURAI BLUEは6月以降のA代表国際試合で破竹の6連勝を飾り、11月から始まるFIFAワールドカップ2026アジア2次予選に向けて、大きな収穫と自信を得た。

今試合をもって、2023年内の国際親善試合のスケジュールが全て終了。SAMURAI BLUEは、開幕まで3年を切ったFIFAワールドカップ2026の出場権獲得を目指して、いよいよ11月から始まるアジア予選に立ち向かう。

FIFAワールドカップ2026アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選における日本の初戦は、11月16日にパナソニック スタジアム 吹田(大阪府)にて行われ、アジア1次予選を勝ち上がったミャンマー代表と激突する。

■日本代表メンバー

※表記はJFA発表に準拠
※メンバー発表後の選手変更は以下の通り:

  • 前田大然→川辺駿
  • 三笘薫→奥抜侃志
  • 前川黛也→小島亨介
  • 伊藤洋輝(途中離脱)※追加招集なし
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