第4回冬季ユースオリンピック、江原2024がいよいよ始まる。
アジア初開催となる今回の大会では、1月20日から21日にかけて、スキージャンプの男女ノーマルヒル個人と混合団体ノーマルヒルが大韓民国江原道の平昌で実施される。
出場アスリートは世界各地から集まった男子選手40、女子選手40の計80人。日本からは日本選手団の旗手を務める佐藤柚月(ゆづき)のほか、櫻井羽奈(はな)、久保田康太郎、工藤琉翔(るか)が表彰台を目指す。
平昌にあるアルペンシア・ジャンピングセンターは、6年前の平昌2018冬季オリンピックで日本代表の髙梨沙羅が銅メダルを獲得した場所。今回の大会で、日本代表選手たちはどんな戦いぶりを見せるのか。
スキージャンプの試合日程と、Olympics.comやオリンピック公式アプリでのライブ配信情報などを紹介しよう。
江原2024で注目のスキージャンプ選手は?
江原2024冬季ユースオリンピックには、才能豊かな若いスキージャンプ選手が各地から参加する。
そのひとりがチェコ代表のアネシュカ・インドラーチュコヴァ(チェコ)。17歳ながらすでに2年前の北京2022オリンピックに出場した選手で、同大会の女子ノーマルヒル個人に最年少で出場して30位で戦いを終えた。
一方、スロベニアからはジュニア世界選手権で表彰台に立ったアジュダ・コセンジェク(Ajda Košnjek)とターヤ・ボドラジ(Taja Bodlaj)がエントリー。ドイツ代表のアンナフェイ・シャルフェンベルクもジュニア世界選手権のメダリストで、2023年にカナダで行われたジュニア世界選手権の混合団体ではチームの銅メダル獲得に貢献した。
日本代表の旗手を務める北海道出身の佐藤柚月は、2023年世界選手権の女子団体で日本が金メダルを獲得した際の優勝メンバーのひとり。同じく北海道出身の櫻井羽奈(はな)とともに平昌の空を舞う。
男子では、ポーランド代表のカスペル・トマシアク(Kacper Tomasiak)とウカシュ・ウカシュチク(Łukasz Łukaszczyk)の強力コンビに注目が集まる。ふたりはともに今季のFISカップで10位以内に入っており、トマシアクはスイス・カンダーシュテークで4位、ウカシュチクはその翌日の大会で8位となった。
日本からは久保田康太郎、工藤琉翔(るか)が参戦。北京2022で小林陵侑が金銀メダルを獲得し、男子スキージャンプにますます期待が寄せられる今、若手選手の活躍を見届けたい。
江原2024ユースオリンピック、スキージャンプの競技形式・ルール
江原2024ユースオリンピックのスキージャンプでは、3種目でメダルが競われる。
- 男子ノーマルヒル個人
- 女子ノーマルヒル個人
- 混合団体ノーマルヒル
個人戦ではすべての選手が2本ずつ飛び、飛距離や空中姿勢・着地の美しさを競う。それぞれのジャンプに点数がつけられ、2つの合計点で順位が決まる。
混合団体は1チーム男女2人ずつが参加して行われ、各選手が2本ずつ飛び、全8本の合計得点が最も高かったチームが金メダルを獲得する。
冬季ユースオリンピック江原2024、スキージャンプ競技日程
以下、現地時間。日本との時差はなし。📺マークついた種目はライブ配信が予定されている。ライブ配信の詳しいスケジュールはこちら。
2024年1月20日(土)
2024年1月21日(日)
江原2024冬季ユースオリンピック、ライブ配信情報
アルペンシア・スキージャンプセンターでのスキージャンプの試合の模様は、 Olympics.comや公式オリンピック・アプリでライブ配信が予定されている。また、Olympics.comでは見逃し配信やハイライト配信などもあり。ライブ配信の詳しいスケジュールはこちら。