オリンピック聖火の引継式アテネで開催、20日には北京へ 

2022年2月4日にスタートする北京オリンピックを前に、オリンピック聖火が北京オリンピック組織委員会に渡された。北京2008夏季オリンピック以来、13年ぶりに聖火が中国へ向かう。 

文: William Imbo
写真: IOC/Milos Bicanski

ギリシャのアテネで10月19日、オリンピック聖火の引継式が開催された。歴史的なパナシナイコスタジアムで行われたこの式典で、オリンピック聖火が北京2022冬季オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(BOCOG)に正式に渡された。

BOCOGと中国オリンピック委員会の于再清(Yu Zaiqing)副会長は、BOCOGを代表し、 IOC(国際オリンピック委員会)のメンバーでもあるギリシャオリンピック委員会のスピロス・カプラロ会長から聖火を受け取った。

新型コロナウイルス感染症対策のため無観客となった今回の式典。会場はアテネのパナシナイコスタジアムで、1896年の第1回近代オリンピックで開会式と閉会式が行われ、当時公式競技だった9競技のうち4競技が実施された場所。大理石で建てられた世界で唯一のスタジアムとしても知られている。

オリンピック聖火は、エヴァンゲリア・モライティド(アテネ2004で銀メダルを獲得したギリシャの水球選手)がスタジアムに運び、李妮娜(オリンピックで銀メダル2個を獲得した中国のフリースタイルスキー選手)に引き継がれ、最後にパラスケビ・ラプドプール(Paraskevi Lapdopoulou/ギリシャのスキー・バイアスロン選手)が聖火を受け取り、スタジアム中央に設置された聖火台に点火した。

于副会長は式典で、「思い起こせば13年前、オリンピック聖火が初めて北京に渡されたのが、まさにこの場所(パナシナイコスタジアム)でした」とし、「世界中の人々の支援のおかげで、中国は素晴らしい夏季オリンピックを開催することができました」と振り返った。

またこの13年間に触れ、「中国はオリンピック精神や文化、オリンピックの知識を広めるための努力を続けてきました」と話し、「オリンピック精神の象徴として、オリンピック聖火は万里の長城をはじめとする中国各地を巡り、平和と友情の光をもたらします」と語った。

さらに「雪氷上での喜びの出会いを果たし、共に明るい未来に向かって走り出しましょう。北京2022冬季オリンピックで皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と呼びかけた。

于副会長の挨拶に続き、前日に行われた採火式でも女性司祭役を務めたギリシャの女優クサンティ・ジョルジウが北京2022のトーチに点火した。その後、聖火はカプラロ会長に渡され、続いて于副会長に引き継がれた。

引継式の後、聖火は専用のランタンに移され、10月20日に北京に到着するまでの間、このランタンで保管される。

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