井上尚弥の対戦相手タパレスはどんなボクサー?評価・戦歴・KO数・獲得タイトル

ボクシング世界スーパー・バンタム級4団体王座統一戦が、12月26日に有明アリーナで行われる。同級WBC・WBOチャンピオン井上尚弥が、WBA・IBF王者のマーロン・タパレスと激突。ここではタバレスの戦績や獲得タイトルなどを紹介する。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 Getty Images)

WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥が、同級4団体統一制覇を狙う。

WBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と、12月26日に有明アリーナで行われるタイトルマッチを実施。ここでは井上と対戦するタパレスの戦績や獲得タイトルなどを紹介しよう。

■マーロン・タパレス

1992年3月23日生まれ、フィリピン出身

▼戦績:40戦37勝(19KO)

2016年7月27日にWBO(世界ボクシング機構)世界バンタム級王座決定戦で、プンルアン・ソー・シンユー(タイ)を破りタイトル獲得。2017年4月に大森将平の挑戦を受けたが、体重超過で王座を剥奪された。しかし試合は11回TKO勝ちを収めている。その後スーパーバンタム級に転向。2023年4月8日に WBA(世界ボクシング協会)IBF(国際ボクシング連盟)世界スーパーバンタム級タイトルマッチに臨んだ。

11戦無敗のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦。前評判ではアフマダリエフ有利だったが、タパレスが判定勝ち(2-1)を収め、3度の防衛に成功していたアフマダリエフ相手に番狂わせを起こした。

▼特徴

WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のタパレスは、アグレッシブなボクシングスタイル。手数が多く、スピードもあるサウスポーだ。

井上にとってタパレスは侮れない相手となるが、苦手とするタイプではなさそう。両者ともバンタム級から階級を上げてきており、井上が重心の低いタパレスの攻撃をさばききれないシーンは想像しづらい。井上はサウスポーにも苦手意識はなく、2階級で4団体統一の偉業は現実味が高そうだ。

■開催概要

会場:有明アリーナ(東京都江東区)
日程:12月26日(火)15:00イベント開始

▼対戦カード

  1. スーパーフェザー級:佐藤力也 vs.遠藤圭
  2. フェザー級:石川優 vs.植松風河
  3. 49.5kg契約:坂間叶夢 vs.ジョン・ポール・ガブニラス
  4. 54.5kg契約:武居由樹 vs.マリオ・ディアス
  5. 64.5kg契約:平岡アンディ vs.セバスチャン・ディアス
  6. 日本バンタム級タイトルマッチ モンスタートーナメント決勝戦:堤聖也 vs.穴口一輝
  7. WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦:井上尚弥 vs.マーロン・タパレス

※井上vs.タパレスは21時頃開始予定(他試合の経過により開始時刻は前後する)

▼放送予定

放送:Lemino独占生配信

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