5月22日に本戦が始まったテニスの全仏オープンで、女子シングルスの**大坂なおみは5月23日の初戦でアマンダ・アニシモバ**(アメリカ合衆国)と対戦し、7-5 6-4のストレートで敗れた。大坂が1回戦敗退となるのは、2017年以来5年ぶり。
大坂は5月のマドリード・オープンで左アキレス腱を負傷し、続くイタリア国際を欠場。不安を抱えた状態で全仏オープンを迎えていた。
大坂は試合後、「2セット目まではアキレス腱(の痛み)を感じることはなかった」とし、「最初のセットは大丈夫だった。サーブの問題は、リターンが得意な選手と対戦したことで、少し動揺してしまったことが原因だと思う。だから、いつも以上に攻めすぎてしまったのかもしれない」とコメント。「練習も思うようにできなかった。でも、会場でたくさんのエネルギーを感じることができ、会場の皆さんに本当に感謝しています。勝つことはできなかったけど、あの場でプレーするのは本当に楽しかった」と語った。