なでしこジャパンの岩渕真奈がトットナムに期限付き移籍「どんな場所でも自分らしく」

なでしこジャパンの一員でアーセナル所属の岩渕真奈が、期限付き移籍でトッテナムに加入することが発表された。期間は今シーズン終了まで、背番号は「20」。岩渕は自身のSNSを通じて「どんな場所でも自分らしく頑張りたい」と意気込みをコメントしている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Mana Iwabuchi
(2022 Getty Images)

サッカー・イングランド1部女子スーパーリーグのトッテナム・ホットスパーは現地時間1月18日、なでしこジャパン(日本女子代表)でアーセナル所属の岩渕真奈を、期限付き移籍で獲得したことを発表した。期間は2022-2023シーズン終了まで、背番号は「20」となっている。

「スパーズ」の愛称で知られるトットナムへの移籍にあたり、岩渕は自身のSNSで19日にコメントを発表。両者はともに北ロンドンを本拠地としているライバルチームでもあるため、「もちろんアーセナルとトットナムの関係値は自分でも理解はしています。自分自身も正直ものすごく悩みました」と心境を明かした。

続けて「いろいろと思われる事はあると思いますが、求められたチームで精一杯プレーする事に変わりはないです。またサッカー選手としてのキャリアも最終盤に差し掛かっている今、自分の夢や目標に向かって最善の決断をさせてもらい、そのせいで裏切ってしまった人もいるかもしれません。特にアーセナルファンのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」と綴った。

最後は「どんな場所でも自分らしく頑張りたいと思っています。今シーズンはスパーズのために、そしてその先の未来のために、全力で日々努力していきたいと思っています」と結んだ。

岩渕は2021年5月にアストン・ヴィラからアーセナルに加入。1年半以上を過ごしたアーセナルでは28試合6ゴールの成績を残したが、今シーズンはリーグ戦で3試合出場にとどまっている。新たに加入するトットナムは現在、リーグ戦12チーム中8位。アーセナルは3位につけている。

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