ラグビー男子セブンズ、パリ2024オリンピック出場権4枠目はオーストラリアに

パリ 2024

ワールドセブンズシリーズの今季最終戦が5月21日に終了し、オーストラリアのシーズンランキング5位が確定。ニュージーランド、アルゼンチン、フィジーに続き、オリンピック出場権を獲得した。

1 執筆者 Rory Jiwani
Samoa Argentina London 7s Semi
(2023 Getty Images)

ラグビー男子セブンズ・オーストラリア代表は5月21日、ロンドンのトゥイッケナムで行われたワールドシリーズ最終戦の7位決定戦で英国を34-5で下し、今シーズンのランキング5位が確定。パリ2024オリンピックの出場権を手繰り寄せた。

パリ2024出場権は同シリーズの上位4チームに最初の4枠が割り当てられることになっており、今回4枠目を掴み取ったオーストラリア代表のほか、ランキング上位のニュージーランド代表(同1位)、アルゼンチン代表(同2位)、フィジー代表(3位)が出場枠獲得を決めていた。また同4位のフランス代表はオリンピック開催国として出場権を手にしている。

オーストラリア代表とランキング5位争いを繰り広げていたサモア代表は、5月21日決勝でアルゼンチン代表に敗れ、僅差でオリンピック出場権獲得はお預けとなった。

一方、日本男子の今シーズンの成績は、ランキング15位。前回のトゥールーズ大会で来季のコアチームからの降格が確定していた。

パリオリンピックには男女それぞれ12チームが出場する。ホスト国1枠のほか上記の通り4枠がすでに決まっており、今後、大陸別のオリンピック予選が行われ、それぞれで出場権1枠(合計6枠)をかけてぶつかり合う。日本代表は2023年11月18日、19日に予定されている(開催地未定)アジア・オリンピック予選でオリンピック出場権獲得を掴みたいところ。また大陸別予選後の2024年には、オリンピック最終予選・敗者復活戦もあり、ここで残りの1チームが確定する。

もっと見る