【柔道】ザグレブグランプリ最終日:長澤憲大が銅メダル…羽賀龍之介と佐々木健志は2回戦敗退

IJFワールド柔道ツアー、ザグレブグランプリ2022がクロアチアの現地時間7月17日に大会最終日を迎え、男子90キロ級の長澤憲大が3位決定戦を制して銅メダルを獲得した。100キロ級の羽賀龍之介と、81キロ級の佐々木健志は2回戦敗退となっている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
GettyImages-1189692694
(2019 Getty Images)

IJF(国際柔道連盟)ワールド柔道ツアー、ザグレブグランプリ2022がクロアチアで3日間にわたって行われ、現地時間7月17日に大会最終日を迎えた。

男子90キロ級代表の長澤憲大は、順調にトーナメントを勝ち進んでいくものの、準決勝で対戦したベカ・グビニアシビリ(ジョージア)に敗れ、3位決定戦に回る。そして、メダル獲得のラストチャンスの試合相手となったTokyo2020オランダ代表のノエル・ファントエンドを打ち破り、長澤は銅メダルを獲得した。なお、長澤を破ったグビニアシビリが、この階級で優勝している。

同じくこの日は、男子100キロ級のトーナメントも行われ、日本からは羽賀龍之介が出場。2回戦でスイス代表選手に敗れ、3回戦進出はならなかった。また、前日(7月16日)に行われた男子81キロ級には、佐々木健志がエントリー。2回戦で対戦したアゼルバイジャンの選手に敗北を喫し、3回戦へ駒を進めることはできなかった。

日本より6名(男子4、女子2)が参加したサグレブグランプリ2022は、全ての競技スケジュールを終え、日本選手団は最終的に金2と銅2の合計4個のメダルを獲得した。

公式サイト:ZAGREB GRAND PRIX 2022(IJF)

■ザグレブグランプリ競技日程

7月15日(金)第1日

  • 女子48キロ級
  • 女子52キロ級
  • 女子57キロ級
  • 男子60キロ級
  • 男子66キロ級

7月16日(土)第2日

  • 女子63キロ級
  • 女子70キロ級
  • 男子73キロ級
  • 男子81キロ級

7月17日(日)第3日

  • 女子78キロ級
  • 女子78キロ超級
  • 男子90キロ級
  • 男子100キロ級
  • 男子100キロ超級

■日本選手団および成績

  • 男子100キロ級 羽賀龍之介(旭化成)2回戦敗退
  • 男子90キロ級 長澤憲大(パーク24)銅メダル
  • 男子81キロ級 佐々木健志(ALSOK)2回戦敗退
  • 男子60キロ級 古賀玄暉(旭化成)銅メダル
  • 女子52キロ級 阿部詩(日本体育大学4年)金メダル
  • 女子48キロ級 古賀若菜(山梨学院大学3年) 金メダル
もっと見る