IJF(国際柔道連盟)ワールド柔道ツアー、ザグレブグランプリ2022がクロアチアで3日間にわたって行われ、現地時間7月17日に大会最終日を迎えた。
男子90キロ級代表の長澤憲大は、順調にトーナメントを勝ち進んでいくものの、準決勝で対戦したベカ・グビニアシビリ(ジョージア)に敗れ、3位決定戦に回る。そして、メダル獲得のラストチャンスの試合相手となったTokyo2020オランダ代表のノエル・ファントエンドを打ち破り、長澤は銅メダルを獲得した。なお、長澤を破ったグビニアシビリが、この階級で優勝している。
同じくこの日は、男子100キロ級のトーナメントも行われ、日本からは羽賀龍之介が出場。2回戦でスイス代表選手に敗れ、3回戦進出はならなかった。また、前日(7月16日)に行われた男子81キロ級には、佐々木健志がエントリー。2回戦で対戦したアゼルバイジャンの選手に敗北を喫し、3回戦へ駒を進めることはできなかった。
日本より6名(男子4、女子2)が参加したサグレブグランプリ2022は、全ての競技スケジュールを終え、日本選手団は最終的に金2と銅2の合計4個のメダルを獲得した。
公式サイト:ZAGREB GRAND PRIX 2022(IJF)
■ザグレブグランプリ競技日程
7月15日(金)第1日
- 女子48キロ級
- 女子52キロ級
- 女子57キロ級
- 男子60キロ級
- 男子66キロ級
7月16日(土)第2日
- 女子63キロ級
- 女子70キロ級
- 男子73キロ級
- 男子81キロ級
7月17日(日)第3日
- 女子78キロ級
- 女子78キロ超級
- 男子90キロ級
- 男子100キロ級
- 男子100キロ超級
■日本選手団および成績
- 男子100キロ級 羽賀龍之介(旭化成)2回戦敗退
- 男子90キロ級 長澤憲大(パーク24)銅メダル
- 男子81キロ級 佐々木健志(ALSOK)2回戦敗退
- 男子60キロ級 古賀玄暉(旭化成)銅メダル
- 女子52キロ級 阿部詩(日本体育大学4年)金メダル
- 女子48キロ級 古賀若菜(山梨学院大学3年) 金メダル