IJF(国際柔道連盟)ワールド柔道ツアー、グランドスラム(GS)ハンガリー2022が現地時間7月9日に大会2日目を迎え、男女それぞれ2階級、合計4階級の試合が行われた。
■女子結果
63キロ級代表の堀川恵が決勝のステージへ進出。決勝では、ポーランドのアンジェリカ・シマンスカと対戦し、今年2月に行われたGSテルアビブ大会に続き、優勝を決めた。また、70キロ級では、新添左季が決勝の畳の上に登場。ドイツのミリアム・ブトケライトを破り、今年2月のGSパリ大会で銀メダルに終わった雪辱を果たした。
なお、堀川と新添は、今年の10月に予定されている「世界柔道選手権大会タシケント2022」の日本代表にすでに選出されている。
■男子結果
81キロ級に出場した藤原崇太郎は、3回戦まで駒を進めるも、負傷により棄権した。この階級の優勝は、アゼルバイジャン代表。
また、この日は男子73キロ級のトーナメントも行われたが、日本代表は出場していない。この階級の優勝は、ブラジル代表の選手だった。
GSハンガリー大会は、現地時間7月10日に最終日を迎え、男女あわせて5階級の試合が行われる予定。
公式サイト:GRAND SLAM HUNGARY 2022 (IJF)
■GSハンガリー競技日程
7月8日(金)第1日
- 女子48キロ級
- 女子52キロ級
- 女子57キロ級
- 男子60キロ級
- 男子66キロ級
7月9日(土)第2日
- 女子63キロ級
- 女子70キロ級
- 男子73キロ級
- 男子81キロ級
7月10日(日)第3日
- 女子78キロ級
- 女子78キロ超級
- 男子90キロ級
- 男子100キロ級
- 男子100キロ超級
■日本選手団
- 男子100キロ級 飯田健太郎(旭化成)
- 男子90キロ級 村尾三四郎(東海大学4年)
- 男子81キロ級 藤原崇太郎(旭化成)
- 男子66キロ級 阿部一二三(パーク24)
- 女子78キロ超級 冨田若春(コマツ)
- 女子78キロ級 濵田尚里(自衛隊体育学校)
- 女子70キロ級 新添左季(自衛隊体育学校)
- 女子63キロ級 堀川恵(パーク24)
- 女子57キロ級 舟久保遥香(三井住友海上火災保険)
- 女子48キロ級 渡名喜風南(パーク24)
役員
- 男子監督 鈴木桂治(国士舘大学)
- 女子監督 塘内将彦(旭化成)
- 男子コーチ 古根川実(大阪府警察)、百瀬優(旭化成)、小野卓志(帝京平成大学)、秋本啓之(デジタルスポーツジャパン)
- 女子コーチ 上野順恵(三井住友海上火災保険)、池田ひとみ(自衛隊体育学校)、生田秀和(大阪体育大学)、平野幸秀(兵庫県警察)
- 男子総務コーチ 山田祐太(国士舘大学)
- 男子トレーナー 野元悠司(グローバルスポーツ医学研究所)
- 女子トレーナー 江本祐一(グローバルスポーツ医学研究所)