日本プロサッカーリーグ・Jリーグは7月20日、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」適用時期の延期を発表。当初の予定では8月1日より観客の上限を会場収容人数の50パーセントに引き上げ、ビジター席の設置を可能としていたが、この変更は8月10日以降に延期される。
Jリーグは7月16日に「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を更新。政府方針に則り、8月1日から制限を緩和。「チケッティング」と「ファン・サポーター」に関して、警戒レベルを「超厳戒態勢時」から「厳戒態勢時」に引き下げるとしていた。
超厳戒態勢時のチケッティングは「上限は5000人または会場収容人数の50パーセントで少ない方とする」、「ビジター席の設置はしない」となっている。しかし8月1日からは厳戒態勢に移行。「上限は会場収容人数の50パーセント(席種単位)とする」「ビジター席は設置する」に変更され、これに伴い「アウェイチームのユニフォーム・グッズを着用しての入場・観戦」も可能となる予定だった。
しかしJリーグは7月20日に行われた臨時実行委員会において、8月1日以降も現状の「超厳戒態勢時」を維持することを決定。8月11日以降の対応については、最新の政府方針や7月27日に開催される第12回新型コロナウイルス対策連絡会議の見解などを踏まえ、あらためて案内するとしている。