国際サッカー評議会(IFAB)は7月15日、最大5人の交代を認めるルールを2020-21シーズンまで継続することを発表した。同ルールは新型コロナウイルス(COCID-19)感染拡大の影響による過密日程を考慮し、2020年いっぱいまで導入されているが、採用期間が延長されることとなった。
2020年は新型コロナウイルスの影響により各国で多くのサッカーリーグが中断。リーグ再開後は各リーグ過密日程を余儀なくされることを受け、IFABは5月8日、2020年に終了する大会で1試合当たりの交代枠を最大5人とするルールを採用していた。来シーズンも新型コロナウイルスの影響を受け各リーグの開幕が9月にずれ込むことなどにより、過密日程となる可能性があるため、15日に同ルールが継続されることが発表された。2021年7月31日までに終了する予定の大会と、2021年7月、8月に開催される予定の国際大会に採用される。なお、このルールを適用するかどうかの判断は、各大会主催者に委ねられる。