ノルウェー・ハーマル開催のISU(国際スケート連盟)世界スピードスケート選手権は現地時間3月6日、最終日を迎えた。男女オールラウンド後半2種目が実施され、女子はイレーネ・シャウテン(オランダ)が総合優勝。男子は、ニルス・ファンデルプール(スウェーデン)が総合優勝となった。
前半2種目を終えた時点で首位だった髙木美帆(日本体育大学職員)は、女子1500mで1位となるも、5000mは4位。シャウテンとは0.331ポイント差の総合2位となった。髙木菜那(日本電産サンキョー)は総合7位、佐藤綾乃(ANA)は総合8位となっている。
男子は、土屋陸(日本電産サンキョー)が総合6位、ウイリアムソン師円(同)が総合12位、大林昌仁(福井県スポーツ協会)が総合16位だった。
ISU世界選手権は「スプリント」と「オールラウンド」の世界王者を決定する大会となっている。「スプリント」は男女とも500mと1000mを2本ずつ滑り、タイムをポイントに換算して合計点で順位を決める。「オールラウンド」は男子が500m、1500m、5000m、10000m、女子が500m、1500m、3000m、5000mを1本ずつ滑り、タイムをポイントに換算して合計点で順位を決める。