国内女子ゴルフ、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー第34戦の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2022」が10月30日、埼玉県飯能市にある武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード/パー72)にて、最終の第3ラウンドを実施した。
前日3打差の単独トップから発進した金田久美子(スタンレー電気)はこの日、4バーディー、4ボギーのイーブンパーで回り、スコアを伸ばすことはできなかったものの、最終的に通算9アンダーで逃げ切って、11年ぶりとなるツアー優勝、通算で2勝目をあげた。
その金田を追いかけいた前週ツアー大会を優勝しているプロ1年目ルーキー、川﨑春花(フリー)は、第1ホールでボギーを叩くなど流れを引き寄せることができない。川﨑は、3バーディー、2ボギーの「71」でホールアウトし、スコアを1つ伸ばして、通算7アンダーで2位となり、ツアー連覇の達成はならなかった。
このほか、3位タイには通算6アンダーで、佐久間朱莉(大東建託)と川岸史果(加賀電子)が並んでいる。
また、Tokyo2020女子ゴルフ銀メダリストの稲見萌寧(Rakuten)は通算5アンダーで5位タイ、前年同大会優勝の渋野日向子(サントリー)は通算3アンダーで9位タイに終わった。
「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2022」の賞金総額は8,000万円 優勝賞金は1,440万円となっている。