【ゴルフ】CMEグループ選手権3日目:畑岡奈紗が7位Tに後退...レオナ・マグワイアが猛追、リディア・コと首位に並ぶ

米国女子ゴルフツアー「CMEグループツアー選手権」はフロリダ州にて現地時間11月19日、第3ラウンドを実施した。スコアを9つ伸ばしたTokyo2020アイルランド代表のレオナ・マグワイアが、オリンピック2大会連続メダル獲得のリディア・コに、通算15アンダーで首位に並んだ。日本勢トップの畑岡奈紗は7位タイに後退。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2022 Getty Images)

米国女子ゴルフ・LPGAツアーの「CMEグループツアー選手権(CME Group Tour Championship)」は、アメリカ合衆国フロリダ州にあるティブロン・ゴルフクラブ(6556ヤード/パー72)にて、現地時間11月17日から20日まで開催されており、19日は第3ラウンドを実施した。

「CMEグループツアー選手権」は、前週までの年間ポイントランキングで上位60名だけが出場できるシーズン最終戦。日本からは畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、古江彩佳(富士通)、笹生優花(フリー)、渋野日向子(サントリー)の4名が出場権を得ている。

■マグワイアが猛追

Tokyo2020にアイルランド代表として出場したレオナ・マグワイアが、前半ホールで4つ、後半ホールでは5つのバーディーを奪って、この日猛チャージ。「63」でホールアウトしたマグワイアは、最終的にスコアを9つ伸ばして、通算15アンダーとし、初日から単独首位に立っていたリディア・コ(ニュージーランド)とスコアで並び、首位に浮上した。

一方、2大会連続オリンピックメダリストに輝くコは、この日はスコアを2つ伸ばすだけにとどまり、マグワイアに追いつかれてしまった。なお、トータル10アンダーで3位タイに並ぶ、イ・ジョンウン6(大韓民国)とジェマ・ドライバーグ(スコットランド)とは、5打差の開きがあり、最終日ではマグワイアとコの年間女王争いをかけた熾烈なバトルに注目だ。

■畑岡、7位Tに後退

前日3位タイからスタートしたTokyo2020日本代表の畑岡は、序盤の第1と第3ホールでバーディーを奪う好調な滑り出しを見せていたが、初日にイーグルショットを決めた第6ホールでまさかのボギーを叩く。さらに、多くの選手がバーディーをとる第17ホールでも、ボギーに終わってしまい、最終的に3バーディー、2ボギーの「71」でこの日の第3ラウンドを回った。この結果、畑岡はスコアを1つ伸ばすだけにとどまり、通算8アンダーで7位タイに後退した。

そのほかの日本勢では、古江がパープレーの「72」で通算3アンダーの28位タイ、渋野がスコアを3つ伸ばしてトータル2アンダーの34位タイ、笹生が「74」でホールアウトし、スコアを2つ落として、トータル10オーバーの60位となっている。

2022年の「CMEグループツアー選手権」の賞金総額は700万米ドル(約9億8260万円)、優勝賞金は200万米ドル(約2億8070万円)となっている。

■日程・放送予定

※日本時間で紹介
※2022年11月15日時点の情報

第1日 11月17日(木)28:00〜

第2日 11月18日(金)28:00〜

第3日 11月19日(土)28:00〜

第4日 11月20日(日)27:00〜

大会公式HPLPGA大会HP

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