【ゴルフ】ANAオープン最終日:大槻智春が逆転優勝!プレーオフに敗れた石川遼は2位

札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースにて行われた「第48回ANAオープンゴルフトーナメント」は、9月18日に最終日を迎えた。通算19アンダーでトップに並んだ大槻智春と石川遼がプレーオフに臨み、イーグルを奪った大槻が逆転優勝を成し遂げた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 Getty Images)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)2022シーズンの第17戦となる「第48回ANAオープンゴルフトーナメント(以下:ANAオープン)」が、北海道北広島市にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7063ヤード/パー72)にて、9月18日に大会4日目を迎え、最終の第4ラウンドを行った。

前日3位タイからのスタートだった大槻智春(真清創設)が、前半と後半のホールでそれぞれ3つのバーディーパットを沈め、最終的に6バーディー、ノーボギーの「66」で最終ラウンドを回り、スコアを6つ伸ばして通算19アンダーとし、一気に首位へ浮上する。さらに、前日5位タイ発進の石川遼(CASIO)も、第1から第3までのホールで連続バーディーを奪って、勢いに乗る。第16ホールをボギーとするも、そのほかのホールで5つのバーディーを決め、最終的に8バーディー、1ボギーの「65」と猛追する。大槻と同じトータル19アンダーに並んで、両者によるプレーオフ(優勝決定戦)の実施が決まった。

プレーオフ指定コースとなった第18ホールでの1ホール目、石川の後に打った大槻の2打目で、グリーン奥に落ちた球がバッグスピンで引き寄せられ、そのままカップに吸い込まれた。これにより、イーグルを奪った大槻が逆転優勝を果たし、通算2度目となる3年ぶりのツアー優勝を果たした。

また、前日まで単独首位に立っていた池田勇太(フリー)は、後半ホールでの4つのボギーが響き、4バーディー、4ボギーの「72」で最終日を終え、スコアを伸ばすことができず、通算18アンダーで3位となった。

ANAオープンの賞金総額は1億円、優勝賞金は2,000万円となっている。

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