アメリカ合衆国メリーランド州のコングレッション・カントリークラブ(6831ヤード・パー72)で現地時間6月23日に開幕した海外メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は26日、最終日を迎えた。
初日から首位を守ってきたチョン・インジ(大韓民国)は、2位と3打差の通算8アンダーで最終ラウンドをスタート。2バーディー・5ボギー、前日と同じ「75」でスコアを3つ落とす苦しい展開になる。しかし2位タイでスタートしたレキシー・トンプソン(米国)も1オーバー。チェ・ヘジン、キム・セヨン(ともに韓国)も4オーバーとスコアを伸ばせず、チョン・インジが完全制覇でメジャー3勝目を飾った。
上位陣が苦しむ中、スコアを2つ伸ばしたミンジー・リー(オーストラリア)が通算4アンダーで、トンプソンとともに2位タイ。4バーディー・1ボギーでスコアを3つ伸ばした畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は、通算1アンダーの5位タイとなった。
笹生優花(フリー)と西郷真央(島津製作所)は通算4オーバーで30位タイ。古江彩佳(富士通)は予選落ち、渋野日向子(サントリー)は第3ラウンド開始前に体調不良により棄権となっている。
米国女子ゴルフLPGAツアーの次戦は7月13日に開幕するダウ・グレート・レークス・ベイ招待(米国ミシガン州ミッドランド)。同大会は2人1組で行われる。