JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー2022シーズンの第18戦「資生堂レディスオープン」は7月3日、神奈川県横浜市の戸塚カントリー倶楽部 西コース(6570ヤード・パー72)で最終の第4ラウンドを実施した。1打差で単独トップに立っていた青木瀬令奈(フリー)が、通算14アンダーでさらにスコアを伸ばし、今シーズン初となる優勝を決めた。
青木は2位と1打差で迎えた最終ラウンドで、1番と2番ホールを連続ボギーとし、順位を下げてしまうが、直後の3番と4番ホールで連続バーディを奪い、暫定首位に返り咲く。さらに、後半の10番から12番のホールを3連続バーディで突き放し、最終的に6バーディ・3ボギーの「69」をマーク。トータルスコアを14アンダーにまで伸ばして優勝を決めた。なお、青木にとって、今シーズン初の優勝であり、ツアー通算3勝目となった。
最終2位タイには3名が並んだ。なかでも黄アルム(エンバイロメント・プロダクト・カンパニー)は、この最終ラウンドで8バーディを奪取し、「64」でトーナメントコースレコードを更新。自身も驚きの表情を隠せなかった。この成績により、黄は通算12アンダーとし、前日24位タイから大躍進の2位タイで表彰台成績を収める。また、黄と同じくトータルスコア12アンダーで、菊地絵理香(フリー)と吉田優利(エプソン)が2位タイで終えた。
「資生堂レディスオープン」の賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2160万円となっている。
次戦となるJLPGAツアー2022シーズン第19戦「第6回ニッポンハムレディスクラシック」は、7月7日に桂ゴルフ倶楽部(北海道苫小牧市)にて開幕する。