【サッカー】U-20女子W杯:ヤングなでしこ、PK戦を制して準決勝進出

FIFA(国際サッカー連盟)U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022で準々決勝に進出した日本代表“ヤングなでしこ”は現地時間8月21日にフランス代表と対戦。試合は延長戦を含めて120分間を戦い、3-3。PK戦の末、日本が準決勝に進んだ。次の対戦相手はブラジル代表。

1 執筆者 渡辺文重
サッカーU20女子W杯準々決勝/日本-フランス
(時事通信)

現地時間8月10日に開幕したFIFA(国際サッカー連盟)U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022は20日と21日の両日、ノックアウトステージ準々決勝の4試合を実施。グループD(オランダ、アメリカ合衆国、ガーナ)を首位で突破した日本代表は21日、グループC(ナイジェリア、大韓民国、カナダ)2位のフランス代表とアレハンドロ モレラ ソト スタジアム(アラフエラ)で対戦した。

■日本代表メンバー(フランス代表戦)

■日本、先手を奪われる展開に

グループステージの3試合では6得点1失点と安定した試合運びを見せていた日本だが15分、大会を通じて初めて先制される展開となる。しかし33分に山本がPKを沈めて追いつくと、後半開始早々の48分に浜野のゴールで逆転に成功。フランスの攻勢が続く中、日本は69分、警告を受けている岩﨑を下げて藤野、80分に天野と山本を下げて土方と松窪を投入し、逃げ切りを図る。しかし85分に失点。さらにピンチが続くもGK大場の好セーブがあり、2-2で延長戦に突入する。

■延長後半アディショナルタイムに起死回生

フランスは100分(延長後半5分)、ミドルシュートから勝ち越しに成功。日本は直後に浜野を下げて島田をピッチに送り出す。日本は延長後半アディショナルタイム、相手の反則によりPKを獲得。これを藤野が成功させ、試合はPK戦決着となる。PK戦では1本目をGK大場がセーブ。日本は5人全員が成功し、PK戦スコア5-3で準決勝進出を決めた。

日本は25日の準決勝でブラジル代表と対戦。そのほか4強にはオランダ代表とスペイン代表がコマを進めた。

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