2023-24シーズン開幕を迎えているヨーロッパ男子サッカー各リーグ。ここでは現地時間8月12日に行われた試合から、日本人選手の活躍を中心に振り返る。
■ラ・リーガ
スペイン1部ラ・リーガは、8月11日から14日に第1節を実施している。
日本代表MF久保建英所属のレアル・ソシエダが、ホームでジローナと対戦。右サイドで先発出場の久保は、5分にいきなり結果を出す。自陣左サイドでボールを奪ったアイエンがそのままサイドを駆け上がると、ゴール前へグラウンダーのクロス。このボールを、フリーでペナルティエリア内に侵入した久保がダイレクトでゴールに流し込んだ。久保は昨シーズンに続き開幕戦で得点。ソシエダは後半に同点ゴールを許し、1‐1の引き分けに終わった。
レアル・マドリードは敵地でビルバオと対戦。28分にロドリゴが先制点を奪うと、36分には新加入のジュード・ベリンガムが追加点を挙げ2‐0の快勝を収めた。
■リーグ・アン
フランス1部リーグ・アンも新シーズンが開幕した。
日本代表の伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは、アウェイでマルセイユと激突。伊東は先発出場、新加入の中村はベンチからのスタートとなった。今季から背番号を7に変更した伊東は10分、先制ゴールをマークする。右からのクロスのこぼれ球に反応すると、これをダイレクトボレー。豪快にゴールへ蹴りこんだ。同点に追いつかれた後の38分には再びネットを揺らしたが、直前でボールがタッチラインを割っておりノーゴールとなった。試合は後半に決勝ゴールを奪ったマルセイユが2‐1で勝利している。
連覇を狙うパリ・サンジェルマン(PSG)は、ホームでロリアンと0-0。引き分けスタートとなっている。
■プレミアリーグ
イングランド1部プレミアリーグも同日程で開幕を迎えた。
ブライトン・ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫は、ルートンタウンとのホームゲームに先発出場。36分に左サイドボールを受けると、中央へクロス。これがソリー・マーチの頭にピタリと合い、先制ゴールをアシストした。ブライトンはその後も得点を重ね、4-1で白星。三笘はゴールこそなかったものの、1アシストでチームの勝利に貢献している。
日本代表DF冨安健洋所属のアーセナルは、ノッティンガム・フォレストに2‐1で勝利。ベンチスタートだった冨安は、50分から出場した。