■ともにパリ2024世代、無観客試合
U23アジア杯は、23歳以下の男子サッカー国際大会ながら、パリ2024オリンピック出場を目指す日本は、パリ2024出場資格を持つU-21世代が参加。準決勝の対戦相手・ウズベキスタンもU-21世代での参加となった。
AFCは準決勝のウズベキスタン対日本は無観客試合にすると決定。準々決勝において、審判の判定を不服に思ったスタンドのウズベキスタン・サポーターによる物の投げ入れなどの違反行為があったためで、日本サポーターのみ最大500人の入場が認められることになる。
日本は“完全アウェイ”の状況は避けられたものの、前日までに複数の選手・スタッフがPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性と判定され、チームからの離脱を余儀なくされていた。
■日本代表スターティングメンバ―
- GK 12 鈴木 彩艶(浦和レッズ)
- DF 3 馬場 晴也(東京ヴェルディ)
- DF 16 内野 貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
- DF 17 加藤 聖(V・ファーレン長崎)
- DF 22 チェイス アンリ(VfBシュトゥットガルト/ドイツ)
- MF 6 松岡 大起(清水エスパルス)
- MF 8 藤田 譲瑠チマ (横浜F・マリノス)主将
- MF 10 斉藤 光毅(ロンメルSK/ベルギー)
- FW 9 藤尾 翔太(徳島ヴォルティス)
- FW 11 細谷 真大(柏レイソル)
- FW 18 鈴木 唯人(清水エスパルス)
【控え】
- GK 1 小久保 玲央ブライアン(SLベンフィカ/ポルトガル)
- DF 2 半田 陸(モンテディオ山形)
- DF 5 木村 誠二(モンテディオ山形)
- MF 7 山本 理仁(東京ヴェルディ)
- MF 13 佐藤 恵允(明治大)
- MF 19 松木 玖生(FC東京)
- FW 21 中島 大嘉(北海道コンサドーレ札幌)
■後半2失点で黒星、日本は3位決定戦へ
準々決勝でU-23大韓民国代表に3-0で勝利を収めた日本は、中2日の日程。対するウズベキスタンは中3日という違いもあり、日本は前半から相手に主導権を握られる。前半は0-0で終えるも、60分にウズベキスタン主将のMFジャスルベク・ジャロリディノフにミドルシュートを決められて失点。日本は反撃を試みるもゴールは遠く、逆に89分、MFフサイン・ノルチャエフにGKと1対1を作られてリードを広げられる。
0-2で黒星を喫した日本は、18日に行われる3位決定戦でオーストラリア代表と対戦。ウズベキスタンは19日の決勝でサウジアラビア代表と対戦する。