りくりゅうペアが2季ぶり4度目、樋口新葉が逆転で初の優勝丨フィギュアスケートGPシリーズ2024アメリカ大会

GPシリーズ初戦・スケートアメリカ2024は2日目が終了。ペアで三浦璃来/木原龍一、女子シングルで樋口新葉が優勝した。

1 執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
りくりゅうペア
(International Skating Union (ISU))

フィギュアスケートのトップ選手のみが出場するISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズの2024/2025シーズン初戦、スケートアメリカ2024が現地時間10月18日、アメリカ合衆国テキサス州アレンで開幕。2日目の19日には、アイスダンスの前半リズムダンス(RD)、男子シングルの前半ショートプログラム(SP)、そしてペアと女子シングルの後半フリースケーティング(FS)が行われた。

りくりゅう、2年ぶりの優勝

ペアでは、日本から“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一が出場。木原の負傷により昨季欠場したため2年ぶりとなったGPシリーズの初戦1日目は、77.79点でSP首位に立つ。りくりゅうペアはFSでもトップとなる136.44点を記録。合計214.23点で2年ぶり、通算4回目となるGPシリーズ優勝となった。

樋口新葉が逆転優勝

女子はSPを終えてイザボー・レビト(米国)が首位。日本から出場の渡辺倫果が3位、樋口新葉が4位、青木祐奈が10位から追う展開となる。

青木はFSで4位となる126.52点を記録するも7位。後ろから4番目、9番滑走となった樋口は130.81点を記録して合計196.93点となり、この時点で暫定首位となる。続く渡辺のFSは128.68点、合計195.22点で樋口に及ばず。11番滑走のブレイディ・テネル(米国)、最終滑走のレビトもスコアを伸ばせず、樋口がGP初制覇を果たした。渡辺は2位。

イリア・マリニンがSP首位

男子SPはイリア・マリニン(米国)が99.69点で首位。日本から出場の三浦佳生が僅差、99.54点で2位につける。島田高志郎は81.88点で6位、吉岡希は80.79点で7位。男子FSは3日目、現地時間20日(日本時間21日)に行われる。

アイスダンスはRDを終えてライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組(イギリス)が首位。日本からの出場はない。

日程(日本時間)

現地との時差は-14時間

10月19日(土)

  • 07:59~ ペアSP
  • 10:25~ 女子シングルSP

10月20日(日)

  • 03:03~ アイスダンスRD
  • 04:43~ ペアFS
  • 07:15~ 男子シングルSP
  • 09:06~ 女子シングルFS

10月21日(月)

  • 01:04~ 男子シングルFS
  • 03:22~ アイスダンスFD

放送予定

出場選手一覧

※ISU発表順・外国 人選手名はISUの表記に準ずる

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