なでしこジャパン、ザンビア下し白星発進…宮澤ひなたの2発など5ゴール|FIFA女子ワールドカップ2023

日本代表・なでしこジャパンは7月22日、FIFA女子ワールドカップでザンビア代表と対戦。宮澤ひなた、田中美南らがゴールを決め、5-0で白星発進を決めた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Hinata Miyazawa
(2023 Getty Images)

7月20日に開幕したFIFA(国際サッカー連盟)女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023。グループCの日本代表・なでしこジャパンは7月22日にグループステージ初戦を迎え、ザンビア代表と対戦した。

3大会ぶりの頂点を目指す日本は序盤からペースを握る。21分には遠藤純のFKの流れから田中美南が押し込むが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によりオフサイドの判定。試合を支配しシュートチャンスを作るが、ゴールが揺らせない時間が続いた。

試合が動いたのは43分、このまま折り返しと思われた時間帯だった。長谷川唯のスルーパスに藤野あおばが抜け出し、右サイドからクロス。これを中央に走り込んだ宮澤ひなたが流し込み、待望の先制ゴールを奪った。

1-0で折り返すと、後半は日本のゴールラッシュとなった。49分にもVARによりゴールを取り消された田中美が三度目の正直。55分、左サイドを抜け出した遠藤が中央へ折り返し、田中美が滑り込んで合わせた。

62分、ゴールラインぎりぎりのところから田中美がクロスを送り、宮澤が合わせて3点目。71分には長谷川の展開から、背後へ抜け出した遠藤が冷静にゴール右下に沈めて4-0とした。最後は90+11分に植木理子がPKをゲットし、2枚目のイエローカードでザンビアGKが退場。植木のキックは防がれたものの、GKの反則でやり直しとなった2本目を成功させて、5-0で勝負あり。大事な初戦を大勝で飾った。

日本は26日にグループステージ第2節を迎え、コスタリカ代表と対戦する。

■なでしこジャパン メンバー

※2023年6月13日発表

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