北米男子プロバスケットボールリーグ・NBAは、現地時間10月21日(日本時間22日)に、全30チームの開幕戦ロスターを発表した。
今夏に行われたパリ2024オリンピックのバスケットボール男子日本代表のメンバーのひとりである、ロサンゼルス・レイカーズ所属の八村塁が、2024/2025シーズンの開幕戦ロスター入り。NBA6年目を迎え、プレシーズンでも先発出場を果たしている八村に対する注目度は、日本やアメリカ国内のみならずグローバルに拡大している。
そんな八村擁するレイカーズは開幕戦で、ホームのクリプト・ドットコム・アリーナにおいて日本時間23日にミネソタ・ティンバーウルブズを迎え撃つ。
また、八村と同様に、パリ2024オリンピックでAKATSUKI JAPANメンバーとして戦い、NBA開幕直前にはメンフィス・グリズリーズとの2ウェイ契約を結んだことが発表された河村勇輝もまた、同チーム開幕戦のロスター入りを果たした。
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プレシーズン5試合における河村の活躍は評価が高く、NBA公式でも河村の代名詞であるノールックパスを取り上げたり、今シーズンで最も身長の低いNBAプレーヤーとして紹介されるなど、海を渡ってアメリカンドリームを実現しようとする日本人プレーヤーに熱視線を注いでいる。
また、河村とグリズリーズのスター選手であるジャ・モラントとの交流も、地元メディアやSNSを中心に大きな注目を集めている。開幕前の公開練習中に行われたグリズリーズ新人ダンスコンテストのイベントでは、河村のダンスパフォーマンス中にモラントがコラボ参加して優勝。さらに、河村の2ウェイ契約が公になった現地時間19日には、モラントが自身のXアカウントに河村の写真を投稿するなど、コート内外で河村に対する全幅の信頼を寄せていることが見て取れる。
開幕戦ロスター入りを果たした河村がNBAデビューを果たす日は、そう遠くないはずだ。
2024/2025シーズン開幕戦でグリズリーズは、日本時間24日にアウェイでユタ・ジャズと対戦する。