男子プロバスケットボールの最高峰リーグ・、NBA(全米プロバスケットボール協会)のロサンゼルス・レイカーズに所属する八村塁は、日本代表・AKATSUKI JAPANのメンバーとして、パリ2024オリンピックに臨む。
(最終更新:2024年7月22日)
1998年2月8日生まれ。富山県出身の八村はベナン出身の父と日本人の母を持ち、富山市立奥田中学校で本格的にバスケットボールを始める。同中学の2学年上には馬場雄大が在籍。また八村が3年生の時に出場した平成24年度全国中学校体育大会 第42回全国中学校バスケットボール大会(2012年、埼玉県)では、準優勝を果たしている。八村は宮城県・明成高等学校に進学。在学中のウインターカップ(当時・全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会、現・全国高等学校バスケットボール選手権大会)3連覇に貢献する。
八村は高校時代から注目されており、2014年8月にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで行われたU-17世界選手権では平均得点22.6点、総得点158点を挙げて得点王に輝く(日本は16チーム中14位)。また2015年6月、日本バスケットボール協会(JBA)が発表した日本代表候補には、NBA経験者の田臥勇太や海外挑戦中だった富樫勇樹、ジョージ・ワシントン大学留学中の渡邊雄太が選ばれる中、高校生として唯一人、名を連ねた。
高校卒業後、アメリカ合衆国ワシントンのゴンザガ大学に進学。2016年11月にウエスト・コースト・カンファレンス(WCC)の試合に出場する。3年目の2018-19シーズンにはNCAA(全米大学体育協会)トーナメントでベスト8に入り、NCAAの年間最優秀スモールフォワードに与えられる「ジュリアス・アービング賞」に輝く。そして2019年6月のNBAドラフトでは、1巡目9位で指名を受けてワシントン・ウィザーズに加入する。NBA1年目の2019-20シーズンは、48試合に出場して1試合平均13.5得点/6.1リバウンドを記録。NBAオールルーキー・セカンドチームに選出される。
NBAで活躍する八村は注目され、日本代表メンバーとして活躍することも期待される。そうした中、2019年9月に中華人民共和国で開催されたFIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップに出場。しかし日本は1次ラウンドで3戦3敗を喫する。八村はひざの負傷と疲労のため、残りの試合を欠場することになった。
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