河村勇輝が日本人選手史上4人目のNBAデビュー…初アシストも記録

NBAのメンフィス・グリズリーズに所属する河村勇輝が10月25日のヒューストン・ロケッツ戦でNBAデビュー。田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に続く4人目のNBAプレーヤーとなり、初アシストも記録した。

1 執筆者 Kazuki Okumura / 奥村和輝
Yuki Kawamura
(2024 Getty Images)

北米男子プロバスケットボールリーグ・NBAのメンフィス・グリズリーズに所属する河村勇輝が、現地時間10月25日に行われた敵地でのヒューストン・ロケッツ戦でNBAデビューを飾った。

河村は第4クォーター残り3分34秒、104-123で追いかける場面でコートイン。2分後にはジェイレン・ウェルズの得点をお膳立てし、NBA初アシストも記録した。チームは108-128で逆転負け。今シーズン初黒星となった。

河村は今夏にグリズリーズとエグジビット10契約を締結。プレシーズンで好パフォーマンスを見せ、19日にNBAと傘下の下部リーグ(NBAゲータレード・リーグ、通称Gリーグ)所属チームの両方で出場可能な2ウェイ契約を勝ち取った。開幕ロスター入りも果たしたが、ユタ・ジャズとの開幕戦では出番なし。2戦目のロケッツ戦でデビューを飾り、田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に続いてNBAでプレーした史上4人目の日本人選手となった。Bリーグ経由の選手としては史上初の快挙を達成している。

同日には八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズがホームでフェニックス・サンズと対戦。123-116で開幕2連勝を飾った。八村は両チーム最多の39分超のプレータイムを得て、14得点7リバウンドの活躍だった。

グリズリーズは次戦、26日にホームでオーランド・マジックと、レイカーズもホームでサクラメント・キングスと対戦する。

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