BWF(世界バドミントン連盟)が主催する「世界バドミントン選手権大会2022(世界バドミントン)」は8月27日、東京体育館(東京都渋谷区)で6日目を迎え、各種目の準決勝を実施。女子ダブルスの永原和可那/松本麻佑(株式会社北都銀行社員)は連覇を狙うチェン・チンチェン/ジァ・イーファン(中華人民共和国)と対戦した。
前回大会では銅メダルを獲得し、今大会で4大会連続メダル獲得を決めていた“ナガマツ”。2019年以来の決勝、そして金メダルを狙ったが、前回大会優勝の中国ペアの前に敗れた。
第1ゲーム、第2ゲームともに差をつけられた。序盤こそ食らいついたが、4-5から4-9とされて流れを奪われた。その後2ポイント差まで追い上げたものの、中国ペアは終盤に再びギアを上げて21-13。第2ゲームも流れを取り戻せず、14-21で黒星となった。
松本は試合を振り返り「サーブ回りで速い展開を作られたときに、点数を重ねられた」とコメント。永原は「自分たちもこれくらいのプレーを目指したいと、今日試合をしていて思った」と女王の強さを称えた。
永原和可那 試合後コメント
中国ペアは穴がなくて、攻撃もレシーブも両方固かったです。自分たちもこれくらいのプレーを目指したいと、今日試合をしていて思いました。ただ、自分たちが攻撃している展開で点数が入ってくれる場面もあったので、そこまでつなげられたらもっと戦えると思いました。今日はレシーブがあまりよくなかったので、しっかり反省して次に生かしたいです。
初戦は久しぶりにお客さんの前での試合だったので緊張しましたが、2戦目以降は楽しめました。今日もすごく力になりましたし、日本で開催できる大会はいいなと思いました。
松本麻佑 試合後コメント
長いラリーにもっていくまでのサーブ回りが2人とも上手なので、サーブ回りで速い展開を作られたときに、点数を重ねられたというイメージがあります。
前回やったときは球足が速いという感じでしたが、今回は一発でというよりも、その次を2人でしっかり準備していたので、攻撃の積み重ね方が上手だと感じました。
■日本代表選手
男子(16名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 岡村洋輝(BIPROGY株式会社社員)
- 小野寺雅之(BIPROGY株式会社社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 緑川大輝(早稲田大学4年)
女子(16名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)※8月19日付出場辞退
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 福島由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤夏(認定NPO法人ACT SAIKYO)