ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は4月24日、2020-21シーズンのクラブライセンス判定結果を発表した。19-20シーズンB2勝率上位2チームの信州ブレイブウォリアーズと広島ドラゴンフライズにB1ライセンスが交付され、20-21シーズンのB1昇格が決まった。
19-20シーズンB1所属の18チームには全てB1クラブライセンスが交付された。B2では仙台89ERS、茨城ロボッツ、群馬クレインサンダーズ、信州ブレイブウォリアーズ、広島ドラゴンフライズ、熊本ヴォルターズの6クラブにB1ライセンスが交付され、信州と広島の昇格が決定した。
Bリーグクラブライセンスとはリーグ戦に出場するための資格で、B1、B2リーグに参加できる資格となるB1ライセンスと、B2リーグに参加できるB2ライセンスの2種類がある。継続的にリーグ戦に参戦するには、希望するシーズンの前年11月までに申請しライセンスの交付を受ける必要がある。クラブライセンスの有効期間は対象シーズンの1年間となる。
2020-21シーズン交付ライセンス
■2019-20シーズンB1所属
- レバンガ北海道::B1ライセンス交付
- 秋田ノーザンハピネッツ:B1ライセンス交付
- 宇都宮ブレックス:B1ライセンス交付
- 千葉ジェッツ:B1ライセンス交付
- アルバルク東京:B1ライセンス交付
- サンロッカーズ渋谷:B1ライセンス交付
- 川崎ブレイブサンダース:B1ライセンス交付
- 横浜ビー・コルセアーズ:B1ライセンス交付
- 新潟アルビレックスBB:B1ライセンス交付
- 富山グラウジーズ:B1ライセンス交付
- 三遠ネオフェニックス:B1ライセンス交付
- シーホース三河:B1ライセンス交付
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ:B1ライセンス交付
- 滋賀レイクスターズ:B1ライセンス交付
- 京都ハンナリーズ:B1ライセンス交付
- 大阪エヴェッサ:B1ライセンス交付
- 島根スサノオマジック:B1ライセンス交付
- 琉球ゴールデンキングス:B1ライセンス交付
■2019-20シーズンB2所属
- 青森ワッツ:B2ライセンス交付
- 仙台89ERS:B1ライセンス交付
- 山形ワイヴァンズ:B2ライセンス交付
- 福島ファイヤーボンズ:B2ライセンス交付
- 茨城ロボッツ:B1ライセンス交付
- 群馬クレインサンダーズ:B1ライセンス交付
- 越谷アルファーズ:B2ライセンス交付
- 東京エクセレンス:申請不受理(制裁によりB2ライセンス申請資格を有さない)
- アースフレンズ東京Z:B2ライセンス交付
- 信州ブレイブウォリアーズ:B1ライセンス交付
- Fイーグルス名古屋:B2ライセンス交付
- 西宮ストークス:B2ライセンス交付
- バンビシャス奈良:B2ライセンス交付
- 広島ドラゴンフライズ:B1ライセンス交付
- 香川ファイブアローズ:B2ライセンス交付
- 愛媛オレンジバイキングス:B2ライセンス交付
- ライジングゼファー福岡:B2ライセンス交付
- 熊本ヴォルターズ:B1ライセンス交付
■2019-20シーズンB3所属・準加盟
- 岩手ビッグブルズ:B2ライセンス交付
- 埼玉ブロンコス:B2ライセンス交付
- トライフープ岡山:B2ライセンス交付
- 佐賀バルナーズ:B2ライセンス交付
19-20シーズンのBリーグはB1、B2ともに、18クラブ、3地区制でレギュラーシーズンが実施されたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、シーズン途中での中止が決定。中止時点での成績が最終順位として確定し、B2からB1への昇格の対象は2クラブとなった一方、B1からB2への降格は行われないこととなった。それにより、2020-21シーズンはB1所属20クラブ、B2所属16クラブで開催されることが決まっている。
また、20-21シーズンのB1とB2の地区分けおよび、シーズン終了後の昇降格についても24日に発表されている。