陸上競技の日本グランプリ(GP)シリーズ大阪大会(第9回木南道孝記念陸上競技大会)が5月1日、ヤンマースタジアム長居(大阪府大阪市)で2日目の競技を行った。男子400mH(ハードル)は黒川和樹(法政大)が大会新記録となる48秒90で優勝。あわせて、オレゴン2022世界陸上競技選手権大会(アメリカ合衆国/7月15日開幕)の参加標準記録(48秒90)を満たしている。
女子やり投は日本記録保持者の北口榛花(JAL)が61m20で制した。男子800mは川元奨(スズキ)が1分47秒02、男子1500mは飯澤千翔(東海大)が3分38秒55の大会新記録で優勝した。
GP種目の優勝者は下記のとおり。
男子
- 200m:染谷 佳大(大和ハウス)20秒76
- 400m:佐藤 風雅(那須環境)45秒84
- 800m:川元 奨(スズキ)1分47秒02
- 1500m:飯澤 千翔(東海大)3分38秒55
- 110mH:HOUGH Nicholas(オーストラリア)13秒50
- 400mH:黒川 和樹(法政大)48秒90
- 棒高跳:山本 聖途(トヨタ自動車)5m60
- 走幅跳:吉田 弘道(神崎郡陸協)7m88
- やり投げ:ディーン 元気(ミズノ)81m91
- 十種競技:丸山 優真(住友電工)7807
女子
- 200m:兒玉 芽生(ミズノ)24秒15
- 400m:久保山 晴菜(今村病院)53秒68
- 800m:塩見 綾乃(岩谷産業)2分05秒90
- 1500m:LOBUN Hellen Ekarare(ケニア)4分08秒73
- 3000m:山本 有真(名城大)9分05秒11
- 100mH:MUCCI Celeste(オーストラリア)13秒08
- 400mH:BARBER Kaila(アメリカ合衆国)57秒45
- 棒高跳:那須 眞由(KAGOTANI)4m20
- 走幅跳:秦 澄美鈴(シバタ工業)6m43
- やり投げ:北口 榛花(JAL)61m20
- 七種競技:ヘンプヒル 恵(アトレ)5732
■日本GPシリーズとは
2018年にスタートした日本GPシリーズは、指定大会を対象に年間を通してポイントを争うトラック&フィールドの大会で、男女それぞれの全種目総合トップ「シリーズチャンピオン」と「種目別チャンピオン」を決定。2018シーズンは山縣亮太と山ノ内みなみ、2019シーズンは高山峻野と北口榛花、2020シーズンは相澤晃と新谷仁美、2021シーズンは金井大旺と寺田明日香がシリーズチャンピオンに輝いている。
■GPシリーズ全日程
GPシリーズ指定大会
- 4月9日(土)熊本大会 第30回金栗記念選抜陸上中長距離大会2022
- 4月23日(土)24日(日)神戸大会 第70回兵庫リレーカーニバル
- 4月23日(土)24日(日)出雲大会 吉岡隆徳記念第76回出雲陸上競技大会
- 4月29日(金・祝)広島大会 第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会
- 4月30日(土)5月1日(日)大阪大会 第9回木南道孝記念陸上競技大会
- 5月3日(火・祝)静岡大会 第37回静岡国際陸上競技大会
- 5月4日(水・祝)延岡大会 第33回ゴールデンゲームズ in のべおか
- 5月5日(木・祝)水戸大会 2022水戸招待陸上
- 6月26日(日)鳥取大会 布勢スプリント2022
- 7月10日(日)札幌大会 第35回南部忠平記念陸上
- 10月1日(土)2日(日)新潟大会 Athletics Challenge Cup 2022
- 10月16日(日)山口大会 第19回田島直人記念陸上競技大会
GPシリーズポイント対象大会
- 5月7日(土)第106回日本陸上競技選手権大会・10000m
- 6月4日(土)5日(日)第106回日本陸上競技選手権大会・混成競技
- 6月9日(木)~12日(日)第106回日本陸上競技選手権大会