アーティスティックスイミング日本代表、パリ2024出場枠獲得! WAが全チームを発表
パリ2024オリンピック予選を兼ねて2月2日〜18日の日程で行われている世界水泳選手権2024。アーティスティックスイミングは10日に全日程を終え、パリ2024出場枠を獲得したチームが発表された。
水泳競技を統括する国際競技団体ワールドアクアティクス(世界水泳連盟/WA)は2月12日、夏に行われるパリ2024オリンピックのアーティスティックスイミング(AS)出場枠について、これまでに行われた大陸別予選や、現在カタール・ドーハで行われている世界水泳2024を通じて出場枠を獲得したチームを発表した。
日本代表ASチームは、世界水泳2024ドーハ大会でチーム・アクロバティックルーティン7位、チーム・テクニカルルーティン3位、チーム・フリールーティン2位の成績をおさめ(合計得点は全体の4番目)、パリ2024チーム出場枠を獲得した。チーム種目での出場枠を獲得したチームはデュエット種目にも出場可能となる。日本代表のほか、東京2020銀メダリストでアジア競技大会を通じて出場枠を確保した中華人民共和国、元日本代表の藤木麻祐子氏がコーチを務めるロンドン2012銅メダルのスペイン、アメリカ合衆国などが名を連ねている。一方、東京2020銅メダルのウクライナはチーム枠を逃し、デュエット枠のみにとどまった。
なお、オリンピック各国代表の編成に関しては国内オリンピック委員会(NOC)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
パリ2024 アーティスティックスイミング出場枠を獲得した団体
7月26日に開会式が予定されているパリ2024では、チームとデュエットの2種目でメダルが競われる。それぞれ10チーム、18組が出場する予定で、チーム種目で出場枠を獲得したチームは、デュエットにも出場可能となる。
チーム(10)
- エジプト
- メキシコ
- 中華人民共和国
- フランス
- オーストラリア
- アメリカ合衆国
- スペイン
- 日本
- イタリア
- カナダ
デュエット(18)
- エジプト
- メキシコ
- 中華人民共和国
- フランス
- オーストラリア
- アメリカ合衆国
- スペイン
- 日本
- イタリア
- カナダ
- オーストリア
- ニュージーランド
- 英国
- オランダ
- ギリシャ
- イスラエル
- ウクライナ
- 大韓民国
パリ2024、アーティスティックスイミングの日程・実施種目
パリ2024オリンピックのアーティスティックスイミング競技では、チーム種目とデュエット種目が行われ、それぞれでメダルが授与される。パリのアクアティクス・センターが美しき戦いの舞台となる。
チーム種目の競技日程は8月5日〜7日の3日間。5日にチーム・テクニカルルーティン、6日にチーム・フリールーティン、7日にチーム・アクロバティックルーティンが行われ、3つのルーティンの合計点でメダリストが決まる。
デュエット種目の競技日程は8月9日、10日の2日間。9日にデュエット・テクニカルルーティン、10日にデュエット・フリールーティンが行われ、合計点でメダリストが決まる。