体操天皇杯 第76回全日本体操個人総合選手権が4月21日から24日にかけ、東京都渋谷区の東京体育館で行われる。男子個人総合金メダリストの橋本大輝などのTokyo2020日本代表選手や、現役引退を発表している畠田瞳、寺本明日香が出場。ここでは同大会の日程や放送予定を紹介する。
日程
- 4月21日(木)女子予選
- 4月22日(金)男子予選・男子種目別トライアウト
- 4月23日(土)女子決勝
- 4月24日(日)男子決勝
放送予定
女子決勝
男子決勝
主な出場者
男子
- 橋本 大輝(順天堂大学)
- 萱 和磨(セントラルスポーツ)
- 谷川 航(セントラルスポーツ)
- 北園 丈琉(洲会体操クラブ/星槎大学)
女子
- 畠田 瞳(セントラルスポーツ)
- 平岩 優奈(イーグル)
- 芦川 うらら(静岡新聞SBS/水鳥体育館)
※Tokyo2020日本代表のみ抜粋
見どころ
第76回を迎える全日本体操個人総合選手権。今大会は第51回世界選手権(10月29日開幕/イングランド・リバプール)、第19回アジア競技大会(9月10日開幕/中国・杭州)出場に向けた第一歩としての側面を持つ。男子はTokyo2020金メダリストの橋本大輝(順天堂大学)を含めた今大会の上位30名、女子は上位24名が第61回NHK杯(5月15日)に出場。NHK杯は世界選手権やアジア競技大会の日本代表、ナショナル強化選手を選考する場となる。NHK杯は全日本体操個人総合選手権での結果を持ち越して順位が決定されるため、今大会で好成績を残せば、日本代表入りはぐっと近づくことになるだろう。
そのほか、今大会で第31回FISU(国際大学スポーツ連盟)ユニバーシティゲームス成都大会(6月26日開幕/中国・成都)の選考も行われる。また、今大会の男子では種目別トライアウトも実施。こちらは第76回全日本体操競技種目別選手権大会(6月18日開幕)の出場権に関わる。
男子は橋本のほか、萱和磨(セントラルスポーツ)、谷川航(セントラルスポーツ)、北園丈琉(洲会体操クラブ/星槎大学)とTokyo2020日本代表が出場。国際大会出場に向けて弾みをつけられるか。女子は平岩優奈(イーグル)、芦川うらら(静岡新聞SBS/水鳥体育館)のオリンピックメンバーに加えて、先日現役引退を発表した畠田瞳(セントラルスポーツ)、寺本明日香(ミキハウス/レジックスポーツ)がエントリー。2人とっては今大会が現役最後の舞台となる。