体操全日本個人総合選手権2023丨日程・放送予定・ライブ配信・出場選手一覧

第77回全日本体操個人総合選手権が4月20日から23日にかけ、東京体育館で開催される。Tokyo2020オリンピック、2022年世界選手権で男子個人総合金メダルの橋本大輝らがエントリー。ここでは日程や放送予定を紹介する。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
GettyImages-1439545334
(2022 Getty Images)

第77回全日本体操個人総合選手権が4月20日から23日にかけ、東京体育館(東京都渋谷区)で開催される。ここでは、Tokyo2020オリンピック、2022年世界選手権で男子個人総合金メダルに輝く橋本大輝などが出場する今大会の日程や放送予定、主な出場選手を一覧にして紹介する。

■日程

4月20日(木) 女子予選
4月21日(金) 男子予選 男子種目別トライアウト
4月22日(土) 女子決勝
4月23日(日) 男子決勝

■放送予定

NHK(地上波 総合・BS1)にて、男女の決勝を生放送

▼4月22日(土)

  • 総合(14:55〜17:30)

▼4月23日(日)

  • BS1(11:40〜13:05)
  • 総合(13:05〜15:00)

※2023年4月17日時点

■主な出場選手

【男子】

  • 谷川 航(セントラルスポーツ)
  • 谷川 翔(セントラルスポーツ)
  • 萱 和磨(セントラルスポーツ)
  • 橋本 大輝(順天堂大学)
  • 加藤 凌平(コナミスポーツ)
  • 神本 雄也(コナミスポーツ)
  • 北園 丈琉(徳洲会体操クラブ)

【女子】

  • 宮田 笙子(鯖江体操スクール)
  • 山田 千遥(朝日生命体操クラブ)
  • 深沢 こころ(筑波大学)
  • 芦川 うらら(日本体育大学)
  • 坂口 彩夏(日本体育大学)
  • 渡部 葉月(中京ジムナスティツククラブ)
  • 笠原 有彩(レジックスポーツ)

抽選結果:男子女子

■見どころ

第77回全日本体操個人総合選手権には、Tokyo2020男子個人総合金メダルの橋本大輝が出場する。橋本はTokyo2020で内村航平氏に続くオリンピック男子総合金メダリストに輝くと、翌2022年には世界選手権でも個人総合で優勝。世界大会での実績を積み上げ、"キング"と称された内村氏の後継として日本体操男子のエースに君臨する。全日本体操個人総合選手権は2連覇中。大会3連覇を飾り、日本男子最強をアピールするか。

大会優勝経験を持つ谷川翔、萱和磨は橋本の3連覇ストップをかけられるか。萱はTokyo2020種目別で銅メダルに輝いたあん馬で得点を伸ばせるかがカギとなりそうだ。そのほか北園丈琉、谷川航は初となる全日本個人総合選手権のタイトルを狙う。

女子は全日本個人総合選手権優勝経験者である寺本明日香と村上茉愛が、相次いで第一線を退いた。世代交代が進む中、17歳の笠原有彩が昨年の前回大会を制しニューヒロインに名乗りを上げた。世界選手権代表に選出されていたが、怪我により欠場。18歳となった2023年はその悔しさを晴らす1年とし、パリ2024につなげたい。

新たな日本女子エースに挙げられるのが宮田笙子。笠原とは誕生日が9日違いと同年齢のライバルであり、4月からはともに順天堂大学に進学し体操競技部に入部する。2022年NHK杯女王の実力を見せつけるか、宮田の演技に注目だ。

▼2022年度

体操天皇杯 第76回全日本体操個人総合選手権が4月21日から24日にかけ、東京都渋谷区の東京体育館で行われる。男子個人総合金メダリストの橋本大輝などのTokyo2020日本代表選手や、現役引退を発表している畠田瞳、寺本明日香が出場。ここでは同大会の日程や放送予定を紹介する。

■日程

  • 4月21日(木)女子予選
  • 4月22日(金)男子予選・男子種目別トライアウト
  • 4月23日(土)女子決勝
  • 4月24日(日)男子決勝

■放送予定

女子決勝

男子決勝

■主な出場者

男子

  • 橋本 大輝(順天堂大学)
  • 萱 和磨(セントラルスポーツ)
  • 谷川 航(セントラルスポーツ)
  • 北園 丈琉(洲会体操クラブ/星槎大学)

班編成

女子

  • 畠田 瞳(セントラルスポーツ)
  • 平岩 優奈(イーグル)
  • 芦川 うらら(静岡新聞SBS/水鳥体育館)

班編成

※Tokyo2020日本代表のみ抜粋

■見どころ

第76回を迎える全日本体操個人総合選手権。今大会は第51回世界選手権(10月29日開幕/イングランド・リバプール)、第19回アジア競技大会(9月10日開幕/中国・杭州)出場に向けた第一歩としての側面を持つ。男子はTokyo2020金メダリストの橋本大輝(順天堂大学)を含めた今大会の上位30名、女子は上位24名が第61回NHK杯(5月15日)に出場。NHK杯は世界選手権やアジア競技大会の日本代表、ナショナル強化選手を選考する場となる。NHK杯は全日本体操個人総合選手権での結果を持ち越して順位が決定されるため、今大会で好成績を残せば、日本代表入りはぐっと近づくことになるだろう。

そのほか、今大会で第31回FISU(国際大学スポーツ連盟)ユニバーシティゲームス成都大会(6月26日開幕/中国・成都)の選考も行われる。また、今大会の男子では種目別トライアウトも実施。こちらは第76回全日本体操競技種目別選手権大会(6月18日開幕)の出場権に関わる。

男子は橋本のほか、萱和磨(セントラルスポーツ)、谷川航(セントラルスポーツ)、北園丈琉(洲会体操クラブ/星槎大学)とTokyo2020日本代表が出場。国際大会出場に向けて弾みをつけられるか。女子は平岩優奈(イーグル)、芦川うらら(静岡新聞SBS/水鳥体育館)のオリンピックメンバーに加えて、先日現役引退を発表した畠田瞳(セントラルスポーツ)、寺本明日香(ミキハウス/レジックスポーツ)がエントリー。2人とっては今大会が現役最後の舞台となる。

2022年日本代表選手の選考方法:男子女子

もっと見る