【6月17日】バレーボールネーションズリーグ男子、予選R日本vsカナダの放送予定|西田有志の復帰が追い風に

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Yuji Nishida

イタリア・リミニで開催されているFIVB(国際バレーボール連盟)バレーボールネーションズリーグ2021。予選ラウンド6勝5敗で7位の龍神NIPPON(男子日本代表)は6月17日、同13位のカナダ代表と対戦する。ファイナルラウンド進出は4位まで。ここでは放送予定を紹介する。

日程・放送予定

日本 vs.カナダ:予選ラウンド第12戦

【試合開始時刻】

6月17日20:00(現地時間13:00)

【放送予定】

地上波:TBS(6月17日25:35~)

BS/CS:BS-TBS(6月18日16:30~)

カナダ代表戦の見どころ

FIVBバレーボールネーションズネーションズリーグ(VNL)男子大会は17日、予選ラウンド第4週の3戦目(通算12戦目)を実施。日本代表はカナダ代表と対戦する。日本は16日のポーランド代表戦で黒星。予選ラウンドの成績は6勝5敗で7位となっている。VNLのファイナルラウンド進出は上位4位まで。10勝のブラジル代表、9勝のポーランドが頭1つ出ているものの、3位から5位までは8勝、6位は7勝と混戦だ。残り4試合。日本はファイナルラウンド進出に望みをつなげるためにも、勝利を収めたい。5月に行われた男子日本代表紅白試合で負傷した西田有志が、ポーランド戦で復帰したことは好材料となる。

対するカナダは3勝8敗で13位。16日付のFIVBランキングも、日本が7位に対してカナダは12位。Tokyo 2020(東京五輪)の予選ラウンドでも対戦するため、日本には、力の差を見せつける戦いを期待したい。

バレーボールネーションズリーグ2021

■概要

「バレーボールネーションズリーグ」は、男子国際大会「FIVBワールドリーグ」に代わる大会として国際バレーボール連盟(FIVB)によって2018年に新設された。男女ともに「コアチーム」(12チーム)と「チャレンジャーチーム」(4チーム)の計16チームが出場。1回総当たり方式の予選ラウンドを実施し、4チームによるファイナルラウンドで優勝チームを決定する。従来は5週間にわたり世界各国を転戦する方式だったが、2021年大会は新型コロナウイルス感染予防の観点から、イタリア・リミニで集中開催される。

■出場国・男子

  • 日本(9位)
  • アルゼンチン(5位)
  • ブラジル(1位)
  • フランス(6位)
  • ドイツ(21位)
  • イラン(8位)
  • イタリア(7位)
  • ポーランド(2位)
  • ロシア(4位)
  • セルビア(11位)
  • アメリカ(3位)
  • オーストラリア(15位)
  • ブルガリア(14位)
  • カナダ(10位)
  • オランダ(16位)
  • スロベニア(12位)

※()内の順位は大会開幕前・5月26日時点のFIVB世界ランキング

※オランダは棄権の中国に代わり出場

■日本代表メンバー

  • 1 清水邦広 (OP)
  • 2 小野寺太志 (MB)
  • 3 藤井直伸 (S)
  • 4 大竹壱青 (OP)
  • 5 福澤達哉 (OH)
  • 6 山内晶大 (MB)
  • 11 西田有志 (OP)
  • 12 関田誠大 (S)
  • 13 大宅真樹 (S)
  • 14 石川祐希 (OH)
  • 15 李博 (MB)
  • 16 髙橋健太郎 (MB)
  • 17 高梨健太 (OH)
  • 19 大塚達宣 (OH)
  • 20 山本智大 (L)
  • 21 髙橋藍 (OH)
  • 24 小川智大 (L)

※()内はポジション

■注目点

男子日本代表は5月1日と2日に、中国代表と国際親善試合を2試合実施。2019年10月に行われたワールドカップ2019以来の国際試合となった中国戦は、初戦はセットカウント3-2、2戦目は3-1で勝利を収めた。

ネーションズリーグは日本代表にとって中国戦以来の国際試合で、東京五輪前最後に出場する国際大会となる。東京五輪バレーボール競技の登録メンバーは、1チームあたり12選手。一方で今大会の日本代表には17選手が招集されている。日本代表にとってはオリンピックに向け重要な強化の場。各選手はメンバー入りへアピールしたいところだ。

大会公式HP

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