皇后盃 第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会が1月15日、京都府京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着(9区間/42.195km)で行われた。
優勝は2時間15分48秒でフィニッシュした大阪。最終第9区(10km)を走った松田瑞生(ダイハツ)は3番手で襷を受けると、区間賞となる31秒22で先頭に躍り出てゴールした。2位に京都、3位に福岡が続く。
第18回世界陸上競技選手権大会オレゴン2022では女子マラソンで9位の成績を残すなど、マラソン選手としても活躍する松田。アンカーとしてチームを優勝に導き、優秀選手に輝いた。レース後には「優勝しないと帰れないと思っていたので、優勝だけを目指して走りました」と振り返っている。
山本釉未(京都/立命館宇治高)、小海遥(新潟/第一生命グループ)も優秀選手に選出された。
第3区(3km)では、ドルーリー朱瑛里(岡山/津山鶴山中)が9分02秒の区間新記録をマークした。17人を抜く快走を見せ、未来くん賞を受賞。「1人でも多く抜いて、チームに勢いを付けられる走りができたらと思っていました」とレース中の心境を語った。中学3年生のヒロイン候補は、「高校ではインターハイに出場し、良い結果を残すこと」を今後の目標に掲げている。