BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー・全英オープン(イギリス・バーミンガム)は現地時間3月19日、大会3日目を迎える。この日開催の男女シングルス、男女および混合ダブルスの準々決勝にも日本人が登場。4強進出を懸けて激突する。ここでは3日目の放送予定、見どころを紹介。
■全英OPの日程・放送予定(3月19日)
3月19日は各種目の準々決勝が行われる。
【放送予定】※日本時間、延長対応あり
3日目の見どころ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、伝統ある全英OPがオリンピックイヤーの国際大会初戦となった日本代表選手団。BWF男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗、同14位の常山幹太、BWF女子シングルス世界ランキング4位の奥原希望、同5位の山口茜は順当に勝ち上がり、準々決勝を迎える。
ダブルスでも、前回大会優勝の男子・遠藤大由&渡辺勇大ペア、女子・福島由紀&廣田彩花ペアが、それぞれ8強に進出。男子は2組、女子は3組、混合は2組、日本人ペアが勝ち進んでいる。
出場日本人選手
男子シングルス
- 桃田賢斗(NTT東日本)
- 西本拳太(岐阜県バドミントン協会)
- 常山幹太(トナミ運輸)
- 渡邉航貴(日本ユニシス)
男子ダブルス
- 遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)
- 園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)
- 古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)
- 保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
女子シングルス
- 奥原希望(太陽ホールディングス)
- 山口茜(再春館製薬所)Q
- 大堀彩(トナミ運輸)
- 髙橋沙也加(日本ユニシス)
女子ダブルス
- 永原和可那/松本麻佑(北都銀行)
- 福島由紀/廣田彩花(丸杉)
- 志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)
- 櫻本絢子/髙畑祐紀子(ヨネックス)
混合ダブルス
- 渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)
- 保木卓朗(トナミ運輸)/松山奈未(再春館製薬所)
- 金子祐樹/松友美佐紀(日本ユニシス)
全英オープンについて
BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアーのひとつで、格付けおよびランキングポイントは同ツアーの中では最も高いスーパー1000。各種目32選手(ダブルスは32ペア)が出場する。第1回大会は1899年に開催。今大会で111回目を迎える。
【BWFワールドツアー】
- ツアーファイナル
- スーパー1000
- スーパー750
- スーパー500
- スーパー300
大会の見どころ
2020年のBWFツアーは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、全英OP後の多くの大会が中止となった。全英OP後の2020年開催大会はデンマークOP(10月13日~18日)のみ。2021年になってからは4大会が開催されているものの、日本人選手は参加せず。日本人選手にとって、全英OPが2021年BWFワールドツアー初戦となる。
前回の全英OPでは男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大ペア、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花ペアが優勝。今大会も日本勢の活躍に期待がかかる。2019年大会男子シングルス優勝の桃田賢斗は、2020年マレーシア・マスターズ(1月7日~12日)以来の国際大会出場となる。