ISU四大陸フィギュアスケート選手権が2月6日(木)に韓国・ソウルで開幕。日本からはソチ・平昌五輪金メダリスト・羽生結弦、前回大会覇者・紀平梨花のほか、1月のユース五輪金メダリスト・鍵山優真、全日本選手権3位の川畑和愛らが出場する同大会の日程、放送予定について紹介する。
結果&ニュース
※随時更新
日程
2月6日(木)
- 11:00~13:27:アイスダンス・リズムダンス
- 14:15~16:07:ペア・ショートプログラム
- 17:45~:開会式
- 18:40~21:55:女子シングル・ショートプログラム
2月7日(金)
- 13:30~16:17:アイスダンス・フリーダンス
- 18:05~21:55:男子シングル・ショートプログラム
2月8日(土)
- 13:00~16:50:女子シングル・フリースケーティング
- 18:15~20:27:ペア・フリースケーティング
2月9日(日)
- 11:30~15:25:男子シングル・フリースケーティング
- 17:30~20:00:エキシビジョン
放送予定
<地上波>
- 2月6日(木)19:57~:女子シングル・ショートプログラム(LIVE)
- 2月7日(金)20:00~:男子シングル・ショートプログラム(LIVE)
- 2月8日(土)19:00~:女子シングル・フリースケーティング
- 2月9日(日)20:00~:男子シングル・フリースケーティング
<ネット>
- 2月6日(木)17:45~19:57:女子シングル・ショートプログラム(LIVE)
- 2月7日(金)18:05~20:00:男子シングル・ショートプログラム(LIVE)
- 2月8日(土)13:00~14:53:女子シングル・フリースケーティング(LIVE)
- 2月9日(日)11:30~13:19:男子シングル・フリースケーティング(LIVE)
- 各種目をライブ配信
- 日本国内では視聴不可
出場日本人選手
【男子シングル】
- 羽生結弦
- 鍵山優真
- 友野一希
【女子シングル】
- 紀平梨花
- 樋口新葉
- 坂本花織
【ペア】
- 三浦璃来&木原龍一
【アイスダンス】
- 小松原美里&ティム・コレト
- 深瀬理香子&張睿中
羽生結弦:1994年12月7日生まれ
ソチ、平昌でオリンピックを連覇している男子フィギュアスケートの絶対王者。今シーズンはグランプリ(GP)シリーズの始動戦、第2戦・スケートカナダを勝利で飾ると、第6戦・NHK杯でも300点超えの圧巻のパフォーマンスで2勝目を挙げた。四大陸選手権には3年ぶりの出場となる。今大会は、GPファイナル優勝のネイサン・チェンと全日本選手権王者・宇野昌磨が不在。オリンピック金メダリストの貫録を示したい。
鍵山優真:2003年5月5日生まれ
2019年11月の全日本ジュニア選手権で優勝すると、12月の全日本選手権では、国際スケート連盟非公認ながらジュニア世界最高得点を上回る257.99点をマーク。ジュニア選手ながら宇野昌磨、羽生結弦に次ぐ3位に入った。2020年1月のローザンヌユースオリンピックでは金メダルを獲得した。次世代を担う選手として注目される。
友野一希:1998年5月15日生まれ
2018年選手権5位の実績を持つ。2019年12月の全日本選手権フリーでは、自己ベストを上回る171.63点を獲得し6位となった。当初は宇野昌磨が代表に選出されていたが、宇野が出場辞退したため、友野に2年連続となる四大陸選手権の出場機会が巡ってきた。
紀平梨花:2002年7月21日生まれ
昨シーズンからシニアに参戦すると、いきなりGPファイナルに進出。GPファイナルでも平昌オリンピック金メダリストのアリーナ・ザギトワを抑えて優勝した。日本人では浅田真央以来となるシニア1年目でのファイナル覇者となる。今シーズンはGPシリーズ第2戦スケートカナダ、第5戦NHK杯でともに2位。GPファイナルでは4位だった。12月の全日本選手権フリーでは、国内参考記録ながら自己ベストの155.22点をマークし、初優勝を収めた。優勝後は、同大会で回避した4回転ジャンプへの意欲も語っており、高難度ジャンプを成功させての四大陸選手権連覇を目指す。
樋口新葉:2001年1月2日生まれ
全日本選手権3度の準優勝のほか、2018年3月の世界選手権で銀メダル獲得など国際舞台での実績も持つ。2018-19シーズンからは故障により思うように結果を残せなかった。昨年12月の全日本選手権ではショートプログラム4位発進だったが、フリーでは3回転フリップで着氷が乱れた以外はほぼノーミスの演技で138.51点、総合206.61点で3年ぶりの表彰台となる2位。四大陸選手権、世界選手権代表の座をつかんだ。トリプルアクセルを武器に表彰台を狙う。
坂本花織:2000年4月9日生まれ
2017年の全日本選手権で2位に入り、翌年の平昌冬季オリンピックの出場権を獲得。初出場となった平昌オリンピックではシニア1年目にして6位に入賞した。2018年全日本選手権では4連覇中の宮原知子、GPファイナル覇者・紀平梨花らを抑え初優勝。2019年全日本選手権では、シニア転向後ワーストの6位で、連覇と3年連続の表彰台を逃した。今シーズンはGPファイナルの出場を逃すなど精彩を欠いており、2018年四大陸選手権で優勝している今大会で好感触を取り戻したい。
四大陸選手権について
国際スケート連盟(ISU)が主催する国際大会で、ヨーロッパを除くアフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの4地域の選手が出場する。1998−99年シーズンに第1回が開催され、以降、毎年1月か2月に各国持ち回りで実施されている。韓国・ソウル(アジア)で行われる。
日本勢にとっては相性の良い大会である。特に女子シングルでは、現在4年連続で日本人選手が優勝しているなど、延べ13人が優勝している。
■直近5年の男子シングル優勝者
- 2015年:デニス・デン(カザフスタン)
- 2016年:パトリック・チャン(カナダ)
- 2017年:ネイサン・チェン(アメリカ)
- 2018年:ジン・ボーヤン(中国)
- 2019年:宇野昌磨(日本)
■直近5年の女子シングル優勝者
- 2015年:ポリーナ・エドモンズ(アメリカ)
- 2016年:宮原知子(日本)
- 2017年:三原舞依(日本)
- 2018年:坂本花織(日本)
- 2019年:紀平梨花(日本)