プロ野球ポストシーズン、クライマックスシリーズ(CS)が11月6日に開幕。ファーストステージを終え、10日からはセントラル・リーグは東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツ、パシフィック・リーグはオリックス・バファローズと千葉ロッテマリーンズが日本シリーズ出場権を争う。ここではCSファイナルステージの日程を紹介する。
日程・放送予定
セ・リーグ
第1戦:11月10日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- BS/CS:BS朝日、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
第2戦:11月11日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- BS/CS:BSフジ、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
第3戦:11月12日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- 地上波:フジテレビ系列(ヤクルトが日本シリーズ進出に王手をかけた場合、一部地域を除く)
- BS/CS:BSフジ、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
第4戦:11月13日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- 地上波:フジテレビ系列(どちらかが日本シリーズ進出に王手をかけた場合、一部地域を除く)
- BS/CS:BSフジ、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
第5戦:11月14日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- 地上波:フジテレビ系列(一部地域を除く)
- BS/CS:BSフジ、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
第6戦:11月15日18:00 ヤクルト vs.巨人(神宮)
- 地上波:フジテレビ系列(一部地域を除く)
- BS/CS:BSフジ、フジテレビONE
- ネット:DAZN、フジテレビONE smart
パ・リーグ
第1戦:11月10日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
第2戦:11月11日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
第3戦:11月12日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
第4戦:11月13日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
第5戦:11月14日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
第6戦:11月15日18:00 オリックス vs.ロッテ(京セラD大阪)
- BS/CS:NHK BS1、J SPORTS 3
- ネット:パ・リーグTV、DAZN、Rakuten TV、ベースボールLIVE
クライマックスシリーズ
CSにはセ・リーグ、パ・リーグともレギュラーシーズン1位から3位のチームが出場する。ファーストステージは2位と3位が対戦し、3試合制で実施。引き分け試合が生じ両チームの勝敗数が同数となった場合は、2位チームがファイナルステージへ進む。ファイナルステージでは、レギュラーシーズン優勝チームとファーストステージ突破チームが激突。6試合制で行われ、勝利数が多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする。なおレギュラーシーズン優勝チームは1勝のアドバンテージを持つ。
今季のCSはファーストステージ、ファイナルステージともにイニング制限が設けられ、9回の表裏を終わって同点の場合は引き分け試合とし、再試合は行わない。そのため特に下位チームは継投や代打策など、采配面で早めの策が求められそうだ。
セ・リーグの注目点
ファイナルステージではセ・リーグ王者の東京ヤクルトスワローズとの読売ジャイアンツが対戦。リーグ3位でCSに進出した巨人は、ファーストステージで同2位の阪神タイガースに連勝を収めた。第1戦は菅野智之が7回無失点と好投を見せ、4-0で勝利。第2戦は丸佳浩が4打数2安打2打点の活躍で勝利に導いた。
その巨人を待ち受けるのは、6年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルト。39本塁打を放ち、巨人の主砲・岡本和真とともにホームラン王のタイトルを獲得した4番村上宗隆が打線を牽引する。投手陣に目を向けると規定投球回数に到達した選手はいないが、2019年ドラフト1位の奥川恭伸が台頭。小川泰弘と並びチーム最多の9勝を挙げた。リリーフ陣も、53ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手賞受賞の清水昇を擁する。気がかりなのは巨人との今季の対戦成績。ヤクルトはリーグ優勝を果たしたが巨人には11勝3分け11敗と勝ち越せていない。
パ・リーグの注目点
ファーストステージはリーグ2位の千葉ロッテマリーンズと同3位の東北楽天ゴールデンイーグルスが対戦。ロッテが1勝1分けでファイナルステージ進出を決めた。第1戦は2年目の佐々木朗希が6回1失点10奪三振と好投。2番手の国吉佑樹が逆転を許したが、佐藤都志也のサヨナラ打で初戦をものにした。第2戦は8回のマーティンの一発で同点に追いつくと、佐々木千隼、益田直也のリレーで引き分けに持ち込んだ。
ロッテを迎え撃つのは25年ぶりの優勝を果たしたオリックス・バファローズ。中心はTokyo 2020(東京五輪)でも活躍したエース・山本由伸だ。レギュラーシーズンでは圧巻のピッチングで最優秀防御率(1.39)、最高勝率(.783)、最多勝(18勝)、最多奪三振(206)の投手4冠に輝いた。13勝の宮城大弥、8勝の田嶋大樹と山﨑福也も擁する。打撃陣では首位打者の吉田正尚が骨折で離脱中。出場は微妙となっており、本塁打王・杉本裕太郎ら他選手の活躍が求められる。レギュラーシーズンではロッテに対し、いずれも10勝10敗5分けの五分。CSでも手に汗握る熱戦が見られそうだ。
レギュラーシーズン順位
セ・リーグ
- ヤクルト
- 阪神
- 巨人
- 広島
- 中日
- DeNA
パ・リーグ
- オリックス
- ロッテ
- 楽天
- ソフトバンク
- 日本ハム
- 西武