【馬場馬術】東京五輪の人馬選考基準が改定:来年6月の大会を参考に監督が決定

1 執筆者 渡辺文重
リオデジャネイロ五輪に出場した大岩義明

日本馬術連盟(JEF)は10月21日、のTokyo 2020(東京五輪)馬場馬術の代表人馬選考基準が、10月10日付けで改定されたと発表した。2020年6月にドイツで開催される「CHIOアーヘン」へ、代表候補4人馬を派遣。この結果を考慮し、開催国枠の3人馬が決定される。

CHIO(公式国際馬術大会)アーヘン派遣選手は、従来通り。2020年1月1日から5月24日に開催されるCDI(国際馬場馬術競技)を対象に、MER(出場最低要件)取得可能競技(コンソレーション競技[敗者復活戦]不可)における、FEI(国際馬術連盟)グランプリ馬場馬術競技の、各人馬3回の競技成績の平均を比較。上位4選手が派遣候補となり、5位が補欠人馬となる。

従来の基準では「CHIOアーヘンにおける4人馬の最終得点率が高い順に上位3人馬を代表に、4位の人馬をリザーブとする」としていたが、改定された基準では「CHIOアーヘンにおける成績も考慮し、監督が決定する」となっている。

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