4月19日、東京辰巳国際水泳場で日本室内選手権飛び込み競技大会が開幕した。同大会は日本トップレベルの大会であると同時に、水泳世界選手権(韓国)などの国際大会への派遣選考会を兼ねている。アジア女王、リオ代表勢が圧巻の結果を出した。
女子3メートル飛板飛込では、2018年アジア大会覇者である三上紗也可(米子DC)が319.95点で2位の宮本葉月に27.45点差をつけて、圧勝してみせた。男子1メートル飛板飛込は、遠藤 拓(JOC EA)が331.95で優勝を飾った。
シンクロナイズドダイビング3メートルでは、男子はリオデジャネイロ五輪代表の寺内健/坂井丞(ともにミキハウス)のペアが407.10を叩き出して1位に。女子では、3メートル飛板飛込で2位だった宮本と、近畿大学の榎本遼香のペアが、2位の金戸凜(目黒日大)/安田舞(JOC EA)と接戦を演じ、わずか2.37点差で優勝を勝ち取った。
同大会で世界選手権代表に選考され、本選で上位進出を果たせば、東京五輪出場権が内定するため、非常に重要な大会となる。
2日目以降の競技日程は以下の通り。
競技日程
4月20日(土)
男子 3m飛板飛込 予選・決勝
女子 高飛込 予選・決勝
4月21日(日)
女子 1m飛板飛込 予選・決勝
男子 高飛込 予選・決勝
男女 シンクロ高飛込 予選・決勝