【陸上】日本GPシリーズ広島大会:男子100mは山縣亮太が10秒14で優勝

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Ryota Yamagata
(2018 Getty Images)

サトウ食品日本グランプリ(GP)シリーズ広島大会・第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会が4月29日、エディオンスタジアム広島(広島県広島市)で行われた。男子100m(追い風0.1m)は、山縣亮太(セイコー)が10秒14でトップを飾った。2位は小池祐貴(住友電工)、桐生祥秀(日本生命)は3位だった。

男子110mハードル(追い風1.7m)は金井大旺(ミズノ)が13秒16の日本新記録で優勝。女子100mハードル(追い風1.6m)でも日本記録が生まれ、寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒96で制した。

女子5000mでは、Tokyo2020(東京五輪)同種目代表内定の田中希実(豊田織機TC)が日本人最高位の3位。1位はガセリ・テレシアムッソーニ(ダイソー)だった。

日本GPシリーズ広島:第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会

日本グランプリシリーズ

「日本グランプリシリーズ」は、年間ポイントランキングを競うトラック&フィールドのシリーズとして2018年に始まった。世界で活躍できるアスリートの強化・育成、また国内を転戦する大会の展開により陸上ファン拡大などが期待されている。2018年は全国13大会、2019年は14大会、2020年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響で4大会の開催となった。今季2021年は、11の指定シリーズ大会に加え、ポイント対象の4大会をあわせた15大会で実施される。

年間獲得ポイントを通して、男女それぞれの全種目総合のトップ「シリーズチャンピオン」と、男女それぞれの種目ごとのトップ「種目別チャンピオン」が決定される。

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