若手球宴に選出の八村塁、復帰戦は3日以降に持ち越し

1 執筆者 大石ななみ
八村塁の復帰は次戦以降に持ち越しとなった

ワシントン・ウィザーズの八村塁の復帰戦が、現地時間2月3日(日本時間4日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦以降に見送りとなった。1日(同2日)、スコット・ブルックスヘッドコーチ(HC)が明らかにした。 

当初ブルックスHCは、八村の復帰が1日のブルックリン・ネッツ戦になる可能性を示唆していたが、当日試合前の会見で、もう少々調整が必要であるとし、順調にいけば3日のウォリアーズ戦での復帰が期待できる旨を明かした。

昨年12月、試合中にチームメイトと接触して鼠けい部を負傷し、以降23試合連続で欠場していた八村だが、今季は開幕から25試合連続で先発し、一試合平均13.9得点、5.8リバウンド、1.6アシストをマーク。1月31日にはNBAのオールスター期間中に行われる若手の球宴、ライジングスターズ・チャレンジに選出された。

ライジングスターズ・チャレンジは1〜2年目の選手を対象に、NBA全チームのアシスタント・コーチらよって20名が選出される。チームは2つに分かれ、八村は昨年の新人王ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)や、大学時代チームメイトだったブランドン・クラーク(グリズリーズ)らとともに、海外出身選手たちで構成される「ワールドチーム」に属する。

対する「U.S.チーム」は、新人王候補の一人であるジャ・モラント(グリズリーズ)や、昨年のドラフト全体1位のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)など、アメリカ人選手たちが所属する。

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