競泳男子100m、200m背泳ぎなどでTokyo 2020(東京五輪)に出場した入江陵介(イトマン東進)が8月18日、自身のTwitterを更新し現役続行を表明した。今後は第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会(2022年5月13日~29日/福岡県)出場を目指す。
オリンピックの個人種目では、ロンドン大会男子200m背泳ぎで銀、100m背泳ぎで銅メダルを獲得している入江。31歳で迎えた東京大会では自身4度目のオリンピック出場を果たし、200m背泳ぎで7位入賞した。同大会後は「引退することも考えた」が、「何かまだ心の中に足りない物があり、それは水泳だったのかも知れない」と記した。
入江は今後について、「(世界選手権で)日本代表になるという強い気持ちをもちろん持ちながら、自分のタイムを上回る若い選手が出てきてくれる事を楽しみにしたい」とコメント。次世代の選手に「何を伝えられるかを考えたい」とし、「日本の水泳界が発展する為の存在になりたい」と目標を綴った。