競泳「ジャパンオープン2020(50m)」は2月7日、男子200m平泳ぎ予選・決勝を行った。決勝は、初日の男子100m平泳ぎを制した佐藤翔馬(東京SC/慶應義塾大学2年)が2分06秒74で優勝。同種目の日本記録保持者の渡辺一平(TOYOTA)は、100mに続き2位だった。(写真は時事)
ジャパンオープン2020(50m)結果(セイコー競泳リザルト速報サービス)
佐藤は自己ベストを更新。決勝後のフラッシュインタビューでは「日本新記録まで、あと0.07秒。まだまだ足りないなという気持ちです」と悔しさをにじませたものの、レース展開に関しては「前半は抑えて後半にかけようと思っていた。後半焦らずに、自分のペースで泳げたと思います」と手ごたえをつかんだ様子を見せた。
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佐藤は8日、20歳の誕生日を迎える。そのことについて聞かれると「二十代になっても十代と変わらぬ勢いでやっていきたい」と回答。そしてTokyo 2020(東京五輪)に向けて「4月の日本代表選考会(第97回日本選手権水泳競技大会)でも、7月のオリンピックでも、良いタイムで優勝したい」と抱負を述べた。